前編の続き



なんばに着いてそのままクラブに向かった。




人生で初めてだ。🔰






ドキドキドキドキ





店前に到着。



店の入り口はレインボーに光っていた。




入り口から怖い。




ゲームで言えばラスボスの館だ。





松本氏は今回で3回目らしい。




まだ3回目なのに自信に満ち溢れた表情。




もうスーパーサイヤ人と言っても良いだろう。




期待してるぞ、松本。





勇気を振り絞り店内へ。




へへへ




ヤンキーっぽいのがいっぱいだ。




店内に入っても松本の表情は自信に満ち溢れていた。




流石だ。




僕は1歩下がった。





店内に流れるビートの効いた音楽のせいだろうか?


松本の後ろ姿がかっこよく思えた。




店内に入り、お酒を注文。。





意味の分からないお酒を飲んだ。
(お酒の名前忘れた)





お酒よ、頼むから回ってくれ。




記憶が飛んでもいい。






僕もスーパーサイヤ人にしてくれ。






この願いも叶わず、




お酒が回ることはなかった。




お酒を飲んでからフロアに行った。



大音量で流れる躍り狂えそうな音楽。







その音楽で楽しそうに踊る若者達。





凄い世界だ。




僕はフロアの1番後ろから周りを見渡すことにした。





フロアの中は心理戦があちらこちらで行われていて凄く楽しい。




壁ドン的な感じのポーズで口説こうとする男。




女の人は明からに嫌がってるのに後ろから抱きつく男。





意味もなくキスをする男女。





この世界が毎日続くなら僕は自殺するだろう。




とか思いながらフロアの後ろで観察してると、、

自信に満ち溢れた松本がキョロキョロしている。




この時、この前たまたまYouTubeで見た虎が獲物を探すシーンを思い出した。




あのYouTubeの虎と同じ目をしてる。




間違いない。




女の子に声を掛けるつもりだ。




キョロキョロしていた松本の目が止まった。




ふふふ





狙いを定めたようだ。





行くのか?松本




頑張れ!松本




と思いながらフロアの後ろから見つめる。






松本が行った!






......









一言二言喋って松本は引いた。






どうした?どうした?





松本が僕の方に向かってきた。





「声掛けたんやけど日本語の通じない韓国人やったわ」






爆笑






そのままの勢いで松本は違う女の子に声掛けた。








.........






「また日本語の通じない韓国人やったわ」





爆笑




面白すぎやしないかい?





ここで松本が




「俺、韓国語勉強してくるわ」






素直だ。




誰か松本氏にレッスンよろしくお願いします。







この時の松本の顔はあの自信に満ち溢れた顔ではなく、







ショボくれた顔になっていた。





おかげで川上は笑顔になれました。





そのまま5時ぐらいまで遊び、



家に帰ると7時半だった。



めっちゃ遊んだ。



1時間半ほど眠り、仕事へ。。。





本日も楽しく仕事をさせて頂きました。






もう体がシャットダウンを求めている。




今日は素直に眠ろう。





また明日も頑張りますね。






では✌