韓国、アメリカ、世にあふれる不平不満が大統領を動かせるか。 | 昭和56年生まれが株FXとか原油とかに投資するブログ

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気づけばもう40歳になろうとしている
20歳のころから大して変わっていないのに

日本の悪夢「トランプ勝利で朴槿恵辞任」が起こる確率はどれぐらい? 実現すれば、中国、北朝鮮の思うつぼ

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161107-00050143-gendaibiz-int

 

別に思うつぼじゃないだろという突込みはさておき、目に見える不平不満が政治を動かしているのが先進国の流れだなーと最近思う。

 

ブレグジットもそうだ。一般的に結局はこうなるとみられたリスク回避型の残留派がまさかの嘘を固めた(冗談のような)離脱派に負けるという波乱で世界が混乱した。

イギリスらしいのが、選挙で決まったことだからちゃんと進めようとするところ。それもまた歴史になり、イギリスらしさになるのだろう。(スコットランドがどうするかは気になるけど)

 

結局問題は似ていて、不平不満がどこにあるかが少し違うだけ。

イギリスとアメリカは似ていて、経済格差と移民あたりがコアな層にぐんぐん刺さって支持率が上がったのだろうと思う。トランプさんもまさにそれで、既得権益とつながる既存政党・政治家(クリントンに代表される?というか、トランプ以外全員)が言えないことをバンバン言って、人気を集めている。

が、実際にそれができるか?というとそれはない。世界1位の経済規模を持つ国がそれをやってしまうと世界が傾くからだ。世界経済が落ち込めば結局アメリカは被害を被るので調整しながらやっていくしかないだろう。さぁどうなるか。

 

所変わりお隣の韓国は少し事情が違うように思う。

不平不満が多いのはお国柄なのかもしれないが、まるでキャンプファイヤーの着火剤の様にその怒りの炎が国中に広がってしまう。

たしかに財閥が極限に強く、大学生の就職率が50%程度で、学力至上主義で大統領はいつも不正ばっかりで退任したら逮捕とかばっかりだし。というのはあるにしても、なぜそうなるのかの根本解決をやれていないのは国としてどうなのだろう。

財閥系に務める一部のお金持ちに入りたいのに入れない妬みややるせなさが、政治のせいだ、人のせいだという炎になる。その情熱を他に向ければよかろうにと思わなくもない。

”他に向ければ”というのを導くのが政治や国の役割ともいえるのだが。

 

今年は色んなことがありすぎて。

最後くらいは落ち着いて来年を見られる状態になってほしいと思います。