「年金5兆円運用損!」参院選争点隠しの安倍政権の狡猾
ちょっと攻め方が参議院選挙を前に意図的だなと思ったのでエントリー。
政府が主導している感じはあるものの、超低金利になった現代でGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が国債とかだけを中心に運用しても意味がない。
運用益を出さないといけないので、それなりのリスクを取るしかない。
なので運用損が出ることもそれはある。実際、アベノミクスがどうこういうのであれば、運用損より益がでてきるのだからいいだろうって話になる。
リスクを取りたくないというのなら別だ。将来年金基金が早期に足りなくなってもいいというならそれもいいだろう。それもリスクをどう許容するかなだけだから。
どっちかと言えば、今年配なら死ぬまで問題ないし、若い人はもらえるとさえ思ってない(?)のだからリスク資産に投資して当たればラッキーでいいじゃないか。
現金で持っててもインフレさせると日銀が宣言しているのだし、損するのが見えていて国債等でも持てない。マイナス金利だし。
今株が下がっているのはファンダメンタルズに関係のないリスク回避の日本円買いであって、将来的にはこの水準が続くとは思えない。
日本は成長率が低いし、国家債務も膨大、高齢化も激しく、移民を民族的に受け入れがたい人が多いので労働人口も増えない、少子化で人口は減る、何をとっても日本に未来はない。
ということは将来的には日本円は円安方向に進み、インフレになるので株価は上がる。
実質的な年金の手取りがどうなるかは将来もらってみてわかればいいと思うけど、今の段階でリスク資産にGPIFが手を出したから運用損が出ているんだとかいっているやつらは本当に近視的な生き方しかできない人たちなのだろう。
今のところ国や会社の成長率で株価が上がる時代ではなく、為替による動きが全体を見るとほとんどなので円高に振れて、株価が下がったからと大騒ぎはするべきではなく、将来的に少なくとも30年後や50年後を見据えてGPIFには行動をしてもらいたい。