ノイジー・マイノリティと呼ばれる人たちをよく見かけるマスコミの報道。
最近もっともよく見るのが震災がれきの受け入れに関するニュースだ。
静岡県島田市につづいて市川市、米子市も震災がれき受け入れへ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120315-00000611-san-soci
日本人は痛みを分かち合える人の方が大多数だと思っている。そう信じたい。
ただ、あまりにもニュースなどで見かけるヒステリックな住民反対運動などを見ると、心情はわからないではないが、震災のことをもう他人事と考えているのだなーと思ってしまう。
2000万トンを超える震災がれきは1年経った今でも10%も処分されていない。
受け入れる自治体は過度なほどに検査をして、放射能の量としては国の指標からも、その半分以下で設定している自治体の指標からも大きく下回っている。
問題ないのに、根拠もなく「放射能があるがれきを子供たちのいる私たちの街に持ち込むのは何事か」と感情的にまくしたてる。どんな心境なのだろう。
落ち着いて考えよう。そもそも検査されているので、放射能は危険値ではない。
震災がれきは東北だけでは処理できるものではない。
ノイジーマイノリティ、少数派の文句を言うことに精力を注ぐ人たちだけが取り上げられる。
サイレントマジョリティは震災がれきはみんなで協力すべきものであり、ある程度は仕方ない、放射能数値も低いから大丈夫だろうと考えている。
多くの人は東北のために協力的だ。
なぜそう言い切れるか。本気で半分以上がいやだと思っていたらリコールも可能だからだ。
有権者の3分の1の署名があれば実行できて、住民投票できる。
それさえも起こらないほどなので、ノイジーマイノリティの意見ばかりを報道するテレビ報道も同感と思う。
みんなで支えるべきときもある。
安全性を確認しながら全国で少しずつ負担して、震災がれきを早く処理していくべきだと強く思う。