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2007年6月の梅雨の合間の五月晴れの日に、それは起こりました。
私の席の内線電話が鳴りました。
番号を見ると4階の社長室から。
「おいおい…クソ忙しいのにまた呼び出しかよ」
私の正直な感想です。
「わかりました、直ぐに上がります」
社長室の前で深呼吸した私は、
「失礼します!」
いつもより大きな声を出して入室しました。
社長室に居たメンバーは、社長、専務、九州地方の本部長でした。
私は九州地方の本部長とはそりが合わず、何かにつけて文句を言われていました。
当時の私は、大手引越会社の業務本部(全国の業務管理部署)責任者を拝命しており、
この時で早4年目、ようやく自分が思い描いた通りに動き出していました。
優秀な部下を全国に配置し、業務コストの低減と品質向上を目指していました。
引越業界の利益の源は営業部隊ではなく、実は業務部隊の管理こそが大きな役割を果たします。
そのことを身をもって痛感した4年間でした。
「まあ、座りいや。」
社長はいつものような厳しい表情ではなく、気持ち悪いくらいに優しい声でした。
「お茶持ってきて!」
専務が事務スタッフに声をかけます。
「久しぶりやな、合田」
九州の本部長までがニコニコ笑って声をかけてくれました。
「何ですか?気持ち悪いくらいに皆さん優しいですね(笑)」
やわらかな空気が本当に気持ち悪かったのです。
社長が開口一番、私にこう言いました。
「合田、スマン。半年だけ我慢してくれ!」
「はぁ~?」
我慢をお願いされるなんて…全く思い当たる節がありません。
「今回は何も悪いことしてないよなぁ」
って思っていると、社長が、
「スマン、かばいきれなかったんや。
○○専務(同席した専務とは別の専務)の強い意向で。」
「半年だけ異動してくれるか?」
「待って下さい。初めから説明して頂けますか?」
そういう私に、社長はゆっくりと説明をしてくださいました。
「実は…」
社長の話しはこんな内容でした。
これを話す前に、当時(2008年以前)の人手不足の話しを少ししておきます。
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今回はここまでです。
目標は一日一回の更新です。
読んで下さってありがとうございました。