梅雨入りも間近いとある日、去年は行けなかったんですが、年1回恒例の「と言ってもまだ4回目ですが」初島沖のイサキ釣りに行って参りました🐟💦

今回は福浦港の恵一丸さんにお世話になりました。
実はいつもお世話になってるのはお隣のよしひさ丸さんなんですが、予約の電話を入れたらすでに満船、恵一丸さんも後り二人の所に滑り込んでギリギリセーフ🎵

さて、そんな人気のイサキ釣りでございます。俗に梅雨イサキなどと呼ばれるこの魚でございますが、この時期のメスは抱卵、オスは白子を持ってパンパンにお腹が膨れ上がってまさに旬って感じがします。

型も40㎝近い大型が上がって小さくても25㎝くらいかな?10匹も釣れたらかなりのおかずになってくれて、食卓を賑わせてくれるステキなやつです。

カモンイサキ!お刺身、塩焼き、煮付け、干物、カルパッチョ、アクアパッツァ…。




夜明け直前の恵一丸の勇姿❕個人的にカッコいいと思います🚢

ここ福浦港では船で直接受付になっていて、いわゆる舟宿と言うものはありません。実に遊漁感の無いリアルな漁港ですが、自分は大好きな港ですね。

今日はお世話になります❗❗❗

出船前に回りに挨拶して船長さんにもごあいさつ。ライトタックルでやらせてもらうことのお許しを頂いたら船長からこんなお話しが…。

「鳥が寄ってきてさ、これが人懐っこい鳥でオキアミ食べちゃうんだよ、だからもし鳥が掛かっちゃったらハリスを切ったりしないで針をちゃんと外してあげて、出来なかったら俺を呼んでよ」

人懐っこいって、良い言葉じゃありませんか。
聞くところによりますと、船によっては爆竹やロケット花火で追っ払うなんて所もあるらしいですが「もちろん傷をつけるのが目的では無いんですが」船長さんの言葉から、海鳥に対する愛情と自然との共存って、らしくもない事を考えたりしちゃって思わず良い気分になってしまうお調子者の自分がいます。

これから魚を捕まえて殺生するってのに矛盾してますね。

でも命を頂いて、そして命を大切にするって大事な事だと思います。ガラでも無いですが…。





そして、この一言で船長さんのお人柄がよっくわかりました。

男気があり、優しい船長さんです。
不馴れな自分に色々と丁寧に教えてくれました。



さて、そうは言ってもあんまり「男」を褒めても面白味に欠けるのでそろそろ出発しましょう。

ステキな港福浦港を後にしてワクワクが高まります😺





さて、本日の釣り座は左の艫になりました。
釣行間隔が開いてて船酔いが怖いのと、
ここは6mもある長い仕掛けなので捌きの下手くそなあたくしは、オマツリ防止に後ろの隅っこが良かったんです。ラッキー😆💕

さて、恒例の本日の武器でございます。

SHIMANO  ライトゲームタイプ73H200

リールはフォースマスター301DH

そして予備は

ライトゲームタイプ73 M165

これってシロギス用のスピニングモデルです。こいつにデカイ魚が掛かると楽しいんだなこれが。

リョウガの1012HL 左のダブルハンドルタイプ、 これがPE 0.8号で細いっす✨

シロギス竿に0.8号、状況しだいでこいつで遊びます🙌




さて、釣り場に到着、協定の午前7時に釣りスタート🌊

お約束ですが?渋いっすね。船中なかなか
針掛りしません。

船長が何度か当て直してくれますがイサキが口を使ってくれません。この日はイサキ釣りに適したどんよりとした曇り空なんですが、潮がピクリとも動かずに仕掛けは真下に落ちて行きます。



回りにも網代や福浦の船が船団を形成?してますが、見ても魚を取り込んでる姿は見かけませんね〰、さてはまさかの…。



こんなときはハリスを細くしちゃいます。
ここでは、不意の大物に備えてか?ハリス4号が標準的なんですが、一気に2号まで落としちゃいます。

さらに、自分流?なんですが、ビシ「今回は35号」を指示棚の上で止めてコマセは巻きません、ほっておくだけです。もともとコマセもちょいとひと摘みくらいしかいれません。

何でもイサキって魚はすぐにお腹がいっぱいになっちゃうらしいっす。だからコマセもポロポロで良いらしいので…。

そして、これも自分流?

食わぬなら、  食わせてみよう、    イサキチャン🐟💦

置き竿にしないで、そーーーっと誘います。やる気の無い魚にちょっかい出すんです、挑発ともいいますが…。バス釣りだとたしかリアクションバイトって言うんでしたっけ?

とにもかくにもユラユラユラリと竿をゆすってくいっと上げて、そしてゆっくりとフォール…。

すると、どうにかこうにかポツリ、ポツリとイサキチャンが🐟🐟🐟




僚船のよしひさ丸さんです。どっちも群れが舟下に着かずに移動が多いですね。







ヌメーっとした感じの油のような凪ぎの海です🙇
とにかく、ポツリポツリの拾い釣りなのですべてを丁寧にやっていきます。

実はひねくれた性格?なのかどうなのかは別にして、バリバリと釣れるモードももちろん好きなんですが、厳しい状況にあれこれ工夫してみるのも嫌いでは無いんです。

とは言うものの、今年三回目の釣行だっけ?こんな渋い日ばかりに当たるな〰。

さて、その工夫が上手くいったかどうかは知りませんが、結局14匹でフィニッシュ🐟🐟🐟

船中1から14匹で渋いながらもそれなりに
結果をだせて、他にタカベやメジナも混ざって、自分的には良い釣りに…





なりませんでした😨😨😨






不覚でした。

長いブログですが、まだもう少し。


あたくしの釣りって最後にドラマが多いんです。過去にもイカだったらラスト多点掛けとか、アマダイ釣りで最後の流しで50㎝オーバーとか、ブログにも書いてない釣りを含めてけっこうあるんです。

そして今回も最後にドラマありました。


初島沖は協定で午前11時丁度に沖上がりになります。


最後に一発勝負って事でハリスを3号に太くして、ビシを底から6m、つまりはハリス分巻き上げてあわよくば真鯛などと欲の皮を突っ張らせてみます。


竿は置き竿にしてその間にそそくさとお片付けに入ります。淡い期待もホドホドにお帰りモードに入っていたら…。


ズドーン!来ました本日一番❗❕


リールから糸がズルズル出ていきます💃


やり取り開始です🙌🙌🙌



ズルズルと糸が出て、止まったらスーッと上げて下げながらマキマキ🎵

これを繰り返すこと多分3分くらいかな?

残りのラインはは五mってところでなんと、プチン😨😨😨


手応えは真鯛かメジナ?多分前者でしょう🐟💦


針が外れたり折れたりだったらまだしも、3号って12ポンドもある糸を切られるって…。



下手くそな情けないバラシです😢⤵⤵


カンパチみたいに根に潜る魚じゃ無いし、ゆっくりとやり取りすれば取れるのに、
己の未熟さを痛感…🙍🙍🙍

逃がした魚は大きい❔


まだまだ修行が足りないっすね😢





わかりにくいですが、この日の釣果です。
ゲストにメジナとタカベ、良いおかずになりますよ✨





煮付けっす。子供達にバカ売れ🎵




お刺身です。初日だからイマイチ旨味が足りないですが、それでも美味しい🙆




塩焼き、間違いない美味しさ❗



さて、今回お世話になった恵一丸さんですが、大型船で揺れも少なくエンジンアイドリング音も驚くほど静かでびっくりしました。船が苦手な人でも大丈夫なんじゃないかな?なんて思っちゃいます。船はちょっと、なんて思ってる方半日船で時間も短いしためしてみてはイカがでしょう❔

ありがとうございました。