最近巷では、江ノ島沖のスルメイカが好調らしいです。茅ヶ崎港の船宿の釣果が高値安定中!?
ちょっと古い?言い方だと、いつ釣るの?
今でしょ!
っと言うわけで、またまたイカ釣りとなりましてございます。
さて、この釣果なんでございますが、イカの場合は100杯とか驚異的に釣りまくるイカモンスターの方がいらっしゃいます。
が、そんな方々の成績はこの際きっぱりと無視します。
肝心なのはスソ、スソでございます、
直近の釣果がスソで15杯。
スソで15杯って釣果だったら、あたくしにも15杯のイカに巡り会えるという、とらぬ狸の皮算用的な算段です。
そして早くも妄想は膨らんで、10枚干して、3杯タレに浸けて、2杯は生で、いや待てよ!
と本当に妄想してしまう自分がいます。
そして、妄想から抜けきれぬまま家を出て、まだ夜中の雨がやまないうちにに港に
やって来て、よせばいいのに早くも今夜のメニュー等考えている自分がいます。
そんなとぼけた男のやって来たのは…。

湘南は、茅ヶ崎港にある一俊丸さんです。
去年もスルメで一度お世話になりました。
ごらんの通りの新しい建物になってからどのくらいだったかな?忘れたけど、オシャレでキレイな船宿さんです。
写真は写して無いけど、店内もとてもステキなお店です。
舟宿さんと言うよりは、北海道あたりにある、ログハウスのカフェって感じですね。
何で北海道かと言いますと、北海道ツーリングにでも行かないと、カフェなんてオシャレなところに縁がないんですよ、あたくし。
話しは戻って、船宿の店内にはステキなカウンターもあるしテーブルもあるし、夏なんかはレストランと勘違いして、入っちゃう人居るんじゃないのかな?
って書いておいて、本当にランチとかやっていたらごめんなさいね。
話を戻しますと、一俊丸さんは自分の知る限りではありますが、女性や子供さんなんかには最も敷居の低い、入りやすい舟宿さんではないでしょうか?
後述しますが様々なサービスも素敵なんですよ!
あくまでも、個人的見解ですので悪しからず。

さて、今回も釣り座は右後ろをチョイスいたしました。
オマツリを減らしてなるべく回りに迷惑を掛けないように!との考えと、今日は数を取るよりも、イカ釣りの雑な癖を修正して、レベルアップを狙うのでございます。
なんてこと書いてますが、数をどうのこうのと言えるような腕前じゃございません。
でも、丁寧に着乗り、さそい乗り、巻き落とし、取り込み、仕掛け回収と練習しましょう、それが本日のテーマ!
前回釣行の後半、ちょっとよい感じになってきたのでレベルアップ!(したいっすね)
頑張りましょう!
ついでにですが、本日の武器はシマノフォースマスター3000MKと早舟ビシアジMH-150、それに予備でシーボーグ300MJ-Lに早舟ビシアジMH-170!
リールは前回と一緒でロッドは早舟ビシアジの大小、という組み合わせです。
もちろんフィッシングキューブも参戦です。

さて、船は定刻を10分ほど早く出港しました!
そして、ポイントが近い!六時にはもう探索を初めます。
アマダイ並みに近い、てかポイント一緒?
後で錘を投げたら、錘が海底の泥にズボッと潜り込む手応えがありました。
本当に同じ場所っぽいっす!
外道でアマダイが掛かったらどうしよう?
小ぶりだったら開いて沖干し!
大きかったら酒蒸しかお造り?
はい、すいません、いらぬ心配ですね。

探索中ですね。まだ早い時間なので平塚や腰越の船がチラホラ。
写真では分かりにくいけど、海は少しうねりがあって波もやや高め、風も強くてこの時間で五メートルくらい、スルメイカ直結にはやや厳しいコンディションです。
が、予報では波も風も徐々に収まってくるみたいです。
ちょっとの間の辛抱ですね。

平塚は浅八丸のライトルアー船です。
なかなか群を捕らえられないのか探索が続きます。
スルメイカも鯖もおんなじベイトに着いてるんでしょうかね?だとしたらやはり今日は直結ですね。
しかし、こっちの船も探索が続きます。
なかなか第一投になりません。
そして、待つこと多分15分位?
待望の第一投目!
スカ、残念ですがイカを乗せられません。
第二投!
乗りました。とりあえずの一杯!
その後悲劇が訪れます。
カッパの前ポケットに入れておいたスマホ、なにやらパキッと嫌な音…。
スマホの画面にヒビが入ってました。
画面は出ますが、タッチしても反応しません。
よってこの後の写真はありません…。
翌日、強制機種変です。
もう三年目だから良いんだけどね。
その後、群れの移動は早いんですが、タイミングが上手く合うとポツポツ拾えます。
指示棚の中に仕掛けが入る前に強めにサミングして上から探ってみたり、。
下からの指示だったら着乗りに気をつけてみたり。
誘って誘ってグンっと来たらそのままテンション抜かずに巻いてみたり。
少しだけフォールでのイカの触りがわかった?ふりして途中で止めて巻いてみたらそのまんま、まさかの五点掛けだったり。

カメラが使えないので画像は一俊丸さんのホームページから拝借いたしました。
右下にちょっとだけ写っているのがあたくしでございます。干してあるイカも自分のイカなので、まあ大丈夫かな?っと。
同じく右下にちょこっと写ってるグレーの上着、暖かくなって海も凪いできたので
脱ぎました。絶好のイカ日和になりますが、残念ながらイカの当たりは散発的になってしまいます。
多分11時頃だったかな?
ここまでで19枚のイカを干しています。
やっぱりスルメイカって干したいですね。
他の船にも、おーい、釣れてるよ〰!
そっちはどうだい?って一種のコミュニケーションですね。
話しは巻き戻って、九時過ぎ位には相模湾の船があっちこっちから集まってきて、
なかなかの数のイカ釣り船団になりました。
栃木丸の姿も見えます。
拓船長、頑張ってね〰!
それに今日は小田原の船もチラホラ見えます。
写真が無いのが残念っす。
その後は散発的ながらもポツポツ拾って、
26杯位になって、そろそろ沖上がりの時間、船長が最後の反応を探って頑張ってくれてます。
これで最後!錘をつかむ手も気合いを入れます、そして船が停止して最後の投入!
着低、着乗りは無し、スカに終わりま…せん。
しぶとく30メートル位巻き上げて、また落としたら…。来ました、ズンッとはっきりした手応え。巻き上げると、ズンッ、ズンッ、っと重みが増していく!良いタイミングで群にあたったみたいでラスト三点掛け!
丁寧に落とさないように取り込んで29杯でフィニッシュ!
と、船長に報告したら、桶を片付けていたら、投入器の下に一杯息絶えたスルメイカ君が居て、合計30杯!キリの良い数字になりました。
なんと、トップは33杯で自分の後ろで釣っていた
スルメイカ釣り2回目の方!
ちょくちょくお話はしましたが、この方は電動直結一本で効率よく取っていました。
取り込みが上手なんでしょうね、前半朝方の活性の高いときにかなり数を伸ばしていました。前半で10杯位差が着いていたかな?
また後半追い付く感じでしたね。
まあ、競うわけじゃないんですけどね。
自分は電動直結のやり方がよくわからないのです。今日は着乗り&誘ってだったので
食いが渋くなった後半にポツポツ数を伸ばす事ができたみたいです。後ろの人に電動直結のやり方を聞いて見ますが、よくわからなく適当と言われました。センスなんですね。
反対にシャクリ方を聞かれましたが、今度は逆にこっちが上手く説明出来ない有り様。
ジギングの経験があったら少しは伝わったかも知れないけど、説明下手くそですいません。
もっとも教えるほど上手じゃ無いんです。
帰りにも少々お話しましたが、釣り場が近いのであっという間に港に到着。
またお会いしたらよろしくです!
さて、船宿に戻ったら釜揚げシラスのお土産と、美味しいうどんのサービスがありました。
これまたうれしい気遣いですね。
釜揚げシラスの方は入荷出来ない時もあるみたいなので、戴けたらラッキーって感じです。
もちろん期間限定、お早めの釣行をおすすめします。
スタッフの方も皆さんとても親切にして戴きました、ありがとうございました。
と言うわけで、結局19枚干して、6杯沖漬け、5杯生で持ちかえり、釣果も内容も及第点?で良いかな?
他の船も同じ位の釣果でしたね。むしろ全体の中でも高釣果だったみたいです。
良かったのは朝方だけだったみたいでこちらは地元の地の利で早めに釣り初め、また長井、小田原船は後半地元に帰って探索していたみたいです。
運も味方しましたね。
もちろん課題は盛りだくさん。
足下バラシが2杯、手前マツリで良い時間に10分くらいロス、活性の高いときと低い時の釣り分けかた?
まだまだ修行ですね。楽しい修行です!

自宅で保存用に真空パックしたイカっす。

イカ飯は我ながら絶品でした。
このあと煮汁を煮詰めにして掛けます。
ああ、美味しかった。

沖干し、子供たちの大好物です!
あとは、写真撮り忘れのお造りと沖漬け、イカ尽くしの夕飯、美味しゅうございました。
また、イカ行きたいな…。