どうも、ゼロです

 

最近ちょっと気になる場所があって商店街に出かけたんですね

子供の頃は確かに活気があって魅力的だったはずの場所がここまで静まり返ってしまったのかと哀しみの一方その場所を把握だけでもと思い行ってみると一人のおじさんがフリーマーケットを開いていたんですね

本当に色々とあってついつい僕はそのおじさんと話し込んでしまったんですよ

 

そのおじさんはかなり映画をご存知なようで久しぶりに映画雑談を面と合わせてやったなぁと感動したんですよ

 

新たにそういうご縁を貰えてよかったなっていう話でした

駄話にお付き合いいただきありがとうございました

 

それではそんなおじさんと話していて話題に出た映画を紹介させていただきます

 

 

 

 

 

青春の殺人者

 

「日輪の翼」や「軽蔑」などの作者の中上健次先生の短編小説「蛇淫」を映画化した今作は「太陽を盗んだ男」の長谷川和彦監督の初監督作品です

 

それではその内容を

 

 

 

 

 

斉木順(水谷豊)は恋人で左耳が聴こえない常世田ケイ子(原田美枝子)と一緒にスナックを経営している

だが、スナックのオーナーは順の父でその時もまた順の車を無断で家に持って帰ってしまっていた

 

 

実家に着くが会うと面倒だからと隠れながら車のキーを取り静かに車を取り返そうとすると両親が進行を邪魔する

母親はケイ子の事を悪く思っており彼女と別れるように説得をしだすが父親に使いを頼まれ二人っきりになる

 

 

順の父親(内田良平)もまたケイ子と付き合い続けるのに反対をしており、もし早く別れなければ店を奪うとまで言いだす

順は両親の意見に反対するが父親が興信所を使って調べた彼女の過去について話す

だが、その内容は順が彼女から聞いた内容とは違うものだった

それを父親は知りより彼女を悪く言う上に別れるように説得を続ける

 

順は過去にも父親に何かを与えられては奪われてきたこともありついに激昂してしまい

 

 

父親を殺してしまう

 

 

母親(市原悦子)が帰ってきてしまい、凄惨な状態をみてしまう

 

はじめこそ母親は父親の心配をしていたが順が自首をすると言った途端態度が変わる

 

 

「二人で逃げよう」「一緒に暮そう」

と順と共に遠い所に逃げ何もなかったかのように生活をしようと言いだし父親を浴槽に持って行き掃除をして海に落としてしまおうと計画する

 

母親が順に指示をして順がその通りにしていると母親の心にこの事件を悟られないかという不安が出てきてしまい順は再び自首をしようとする

 

 

何を勘違いしてしまったのか母親は順が自分を捨てケイ子と一緒に逃げることにしたのかと思い一家心中と言うことにして順に襲い掛かる

 

 

が、なんとか順が包丁を奪う

母親は息子に自分を殺すようにいい順もまた従ってしまう

 

両親を殺してしまい血まみれになった順

 

 

 

 
彼は帰り道に服を買いスナックに行きケイ子にやってしまったことと閉店を告げるが冗談と思われてしまう
だが、本気だと知りケイ子は別れのドライブについていく
ケイ子を実家に無理やり置いて順は車を走らせる
 

 

順は再び実家に戻り遺体を毛布に包みロープで縛っていると

 

 

ケイ子にその姿を見られてしまった

が、彼女も一緒になって血を洗ったりと手伝う

 

 

そして、早朝の人気のない時間に遺体を海に沈める

 

 

そして、2人で逃亡の旅に出る

 

その旅の最中ケイ子の難聴になった本当の理由を知ってしまったりと様々なことが起こりすぎてしまい順は海辺に車を止める

 

 

そこでアイスキャンディーを食べていた時に順は少年時代の両親との想い出を思い出し涙を流す

 

順はその後なにを思い考え行動するのか

 

 

 

 

 

 

と言う感じのまぁかなり過激な内容です

 

今作は若さ故の衝動と未熟さ、有り余る力によって起こしてしまったことそして、それに対する後悔と罰的なものを表現してるのかなぁなんて僕は思いました

 

前半は順とケイ子のラブシーンが多々あるんですがそれこそアイスキャンディーのシーンが出てからは両親に対しての後悔だとか約束を守ろうとするって言う感じになっていて

なかなかやっぱりよく出来てる映画だなぁと思います

 

そして、「太陽を盗んだ男」でも言いましたがパワーが凄すぎです!

 

初めて見終えたときはいい意味でかなり疲れましたw

 

 

それもあるし、内容といい母親のキャラクターが本当に得意じゃないタイプなので何度も観る映画ではないんだろうなとは思いますが、それでも音楽を担当したゴダイゴの使い方は凄く上手いし役者も、演出も全てが完成度の高い映画なので好きな映画ではあります

 

ありますよね、何度も観たくはない名作って

そんな感じです・・・w

 

でも、「太陽を盗んだ男」といい今作といい「理由なき反抗」を観たときの様な「そうそう!その気持ち!!」という抑えに抑え付けている気持を代弁してくれているんだと思えました

 

なのでかなり過激ではありますが不満を発散できない人とかにもおすすめな映画かなと思えます

 

今回も最後まで記事を読んでいただき本当にありがとうございました。

 

では!!