どうも、ゼロです
 
さて、また今回も映画紹介です
最近連続してますね~
他のもゆっくりやっていきたいですがやっぱりいい作品を知っていると多くの人に知ってもらいたい!
でも、多くなりすぎてメジャーになるのは嫌
そんな矛盾を持ちながら、今回の紹介する作品です!
 

 

 

ウルトラマンG
(グレート)
怪獣撃滅作戦
 
オーストラリアが産んだ新しいヒーロー ウルトラマンG
今回はゴーデスとの死闘に勝ったグレートと国際的軍事組織UMAが新たな怪獣、宇宙人との遭遇、そして人類の危機に立ち向かっていく物語になっています
そうです!前作の「ゴーデスの逆襲」の続編なんです
 
ただ、正直どっちから観てもそんな置いてきぼりになる感じはなくどこからでも楽しめる強みがあります
 
ウルトラマングレートをよく知りたい方は是非とも前作の紹介をした記事を読んで下さると幸いです

さて、では今回の内容に迫っていきましょう
 
ゴーデスの脅威が過ぎ去ってからの話
宇宙からの来訪者が2人やってくる
来訪者はどんなものにでも自由に変身できる能力を持っていた
 
 
その2人は故郷の星から追放され宇宙をさすらう旅行者だった
妻のベロニカ(声:潘恵子)は人間の女性に変身、そして夫のリュグロー(声:田中和宏)はハンバーガーの販売車に変身して静かに暮らす
ベロニカはこの暮らしに満足していたがリュグローは人間に全く魅力を見出せない、それどころか人間を嫌っているほどだった
そんな二人をオーストラリア軍のARMY(アーミー)UMAは異星人として捕獲するために追いかけていた
だが、UMA隊員のチャールズ・モルガン(声:柳沢慎吾)はベロニカに対し特別な想いを持っていて彼女と接触していた
次第にARMYは彼女を異星人として殺そうと考える
UMAはそれを止めるためにジャック・シンドー(声:京本政樹)とジーン・エコー(声:榊原良子)、そしてチャールズを現場へ向かわせ、チャールズはベロニカに説得する
 
だが、リュグローは静かに暮らしたいだけなのに銃を向ける人々に腹を立て、その姿を現す
 
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ついに暴走したリュグローは止めに来たウルトラマンと対決
戦いの中でウルトラマンが彼を説得
 
リュグローはついにチャールズに似た人間に変身しベロニカとの静かな日々を過ごせるようになった
 
と言う内容から
 
 
人間がオーストラリアにある聖域を荒らしたことによってその姿を見せた森の守護神ガゼボ
その登場によってその場に居合わせた少女が危険に!
UMA隊員のロイド・ワイルダー(声:山寺宏一)とキム・シャオミン(声:平野文)が少女を救出に行く!
と言うものだったり
 
オーストラリアの砂漠で密猟者が巨大な竜巻によって死亡した事件が起こった
その竜巻は言い伝えにある風の神デガンジャのそれだった
UMA隊員のジャックとロイドは捜査をしているとロイドの友人でアボリジニの青年ムジャリ(声:中尾隆聖)と出会ったことによりデガンジャがゴーデス細胞によって起きてしまった事を知る
 
今作はOVA版では本来4話目でゴーデス編の物語だったからゴーデスが関わってるんですよね~w
さて、次が今作で一番メインになる内容です
 
 
 
UMA南太平洋支部の隊長 アーサー・グラント(声:小林昭二)が発案したプロジェクトである「オゾン層修復計画」が進行し、実験衛星がついに軌道に乗る
だが、衛星によって発生したパルスに同調し海底地震が起こり海中の酸素を破壊する赤い藻が発生
しかも、その藻は波に関係なく広がっていくものだった
ジャックとジーンは海中捜索をするために無人潜水艇を使い金属板を発見する
 
 
このプレートにはサンスクリット語によく似た文字が書いてあった
その内容は人類への警告だった
 
 
その後、攻撃を2倍に増幅させて撃ち返す事も出来、怪力をも持つ強敵コダラーが封印から解かれたように海から現れる
 
 
同じ頃、宇宙からはどんな攻撃エネルギーも吸収する強敵シラリーが地球に向かっていた
 
 
そして、地球は怒り狂ったように電磁波を放射しだし異様な点滅を繰り返すようになる
この2体の怪獣とこの地球の異常事態は見境なく環境を破壊した人類に対する怒りなのか
 
ウルトラマンとUMAは、人類はこの危機を乗り越えられるのか
 
と言う話です
 
今作は非常に考えさせられる回だったり、海外ならではの解釈だなぁと言う話が多くウルトラシリーズが好きな僕は「なるほど!」と感動させられてばかりでした
 
例えばリュグローの回でパッと浮かんだのがウルトラセブンの「盗まれたウルトラアイ」を彷彿としまして、確かにシチュエーションは違いますが、その回の宇宙人 マゼラン星人のマヤは狂った人間社会、そして故郷のマゼラン星から見捨てられて共存の道を自ら絶つように自殺してしまうという展開だったのでこのリュグローの話を観て勝手に救われた気になったり・・・w
 
怪獣の住家を人間が踏み荒らして怪獣が怒る、と言う展開もある訳です
そして、その度あるのが本当にその怪獣倒してよかったの?というモヤモヤを与える展開
 
ただ、今作の場合グレートは倒さずに再び眠りにつかせ、そして聖域を荒らさないように人間がすると言うものになっていました
これと言うのもオーストラリアの美しい自然を尊いものだと言う考え方から来るのかな、と正直これが一番の理想的形だとも思えるんですよね~
 
そして、最後のこの人類が気付かずにやっていたことが地球を怒らせていたと言う展開、これと言うのは後にウルトラマンガイアと言う作品で違う形ではありますが環境問題、地球の意思、地球に住む生命体、と言うテーマと言うか特徴と言うかに影響を与えたと個人的に思っております
 
でも、正直結構今作は環境問題についてがかなりありまして、どこかで絶対に一度は観てほしい作品だなぁと本当に思えました
 
 
さて、そんなウルトラマングレート
この僕らが観た形になるまでかなり紆余曲折あったそうです
 
それが、特撮表現だそうです
 
なんとウルトラマングレートの初期では特撮シーンはパペットでの戦闘をしようという話になっていたそうなんです
第1話のゴーデスとの戦闘シーンや第2話のギガザウルスとの戦闘シーンは若干撮ったもののかなりウルトラマンの操作が大変だったようで没となりましたが、実はちらほらパペットのシーンが本編にも使われてるんですよ
 
2020年の9月ごろに開催していた「特撮DNA ー ウルトラマン Genealogy」では実際使われていたグレートのパペットが展示されていたそうです

(↑展示されていた物)

 

本当にこういう話を聞くと作品を良くするために手探りでより良いものを探していたんだと思えてより作品を面白く観れますね~

 

さて、ここまでグレートの話をしてきたわけですが、皆様いかがだったでしょうか

 

 

 

特撮モノって子供っぽいし・・・とか、ちょっと触れることがなかった人、様々な方がいると思います

でも、こういうちょっと変わり種から入ってみても面白いかもしれませんね!

 

大丈夫です!僕だって「ウルトラマンZOFFY」や「ウルトラマン物語」、「ウルトラマンゼアス」に「ウルトラマンネオス」のパイロットフィルムを子供の時に観て入って行った人間ですから!

ある程度考えられるようになった年に見直すと押しつげがましくなく考えさせられますのでおすすめします!

 

 

長々とした話にお付き合いいただきありがとうございました

 

では!