男「気がついたらここまで世界が出来てたぞぉ〜」
 
女「そうね」
 

 
男「でも、僕達だけなんだね」
 

女「そうね」
 

 
男「他の人とかできないのかな」
 
女「いいのよ、他の人なんて」
 
男「でも、他の人とも話したいって」
 

女「私が嫌ならどっか探しに行けばいいじゃない」
 

男「え?どうしたの?なにか怒ってるの?いいの?じゃあ行くよ」
 
女「少しは訊いたりしないのね…」
 

 
女「分かったわ、あんたは私なんかその程度にしか思ってないのね…でもね、そんな風でも私は信じてるの、あんたが、あんたがこうやって…」
 

女「……居ない…そうね…私はそんな男に惚れたバカな女よ…でも、私決して不幸だとは言わないわ、だってこうやって追う恋愛をできてるんだもの!幸せよ!……はぁ…」
 
 
男「他に人がいるか探しに来たぞぉ〜!」
 
男「他に居るのはいるんだね、こんにちはー!」
 
………………
 
男「こんにちはー!!」
 

男「舞台裏ってつまんないなぁ〜」
 

女「私はなんで正直になれないのかしらね…私って本当に馬鹿な女…」
 
男「ただいまー!!」
 

女「なによ!もう戻ってきたっていうの!」
 
男「何にもなかったから迷惑かもしれないけど戻ってきたんだ」
 
女「迷惑って…あんたも馬鹿な男…ね……」
 
男「え?なんの話?」
 
女「いいの、なんでもないの……馬鹿な女と馬鹿な男が巡り会ってしまった。それだけよ」
 
男「なーんだ!それだけか〜!」
 
女「そうね」
男「そっかー!」
女「そうね」
男「そっかー!」
女「そうね」
 
 
 
ということで今回はここまでです
 
 
では!