コンピュータのスペックが下がっても、菅井五段が負けました。

中盤ちょっと見たときはすでにコンピュータが指しやすそうだったので、このまま押し切りそうな予感はしましたが。

第一回電王戦が始まったとき、すでにコンピュータがプロ棋士を超えていたと言った方がいましたが、案外そうかもしれません。

オセロは世界チャンピオンとコンピュータの対局が行われたときには、すでに人智を超えた強さになっていました。

このままタイトルホルダーとの対局を先延ばしにしても、対局が実現するころにはコンピュータに一発も入らないという事態になってしまうかもしれません。

チェス史上最強のカスパロフが負けたのだから、将棋史上最強の羽生さんが負けたってむしろ自然なことだと思う悟りの境地です。