BCカード杯 李世ドル九段と古力九段の五番勝負最終局
49からが海外でよく打たれる定石ですが、僕は黒不利だと思います。
しかし、隅の優劣を言っても仕方ないのが李世ドル流。
右下もコウ残りですが、ヨセコウなので李世ドルさんは手抜きで打ち進めます。取られてもフリカワリで勝とうというのです。
そういうところは太田雄蔵に似てますが、布石が独特で中盤の読みが深く、怪力なところは木谷実さんにも似てます。
最後は李世ドル九段の中押し勝ちとなりました。
これでBCカード杯は二連覇。
決勝まではトーナメントですからすごいです。
