最近、江戸時代に打たれた碁を並べて勉強してます。
序盤の布石の考え方の違いはあまり気にしてません。現代でも布石の苦手なイセドルさんや張栩さんが強いところを見ると布石で優劣を論じても仕方ないようにも思えます。将棋界では江戸時代の棋聖、天野宗歩の棋譜を観賞するときは序盤の定跡の進歩は当然のこととして、それをとやかく言う人はまずいません。
古本屋で石田芳夫さんの「名局と戦略」という本を見つけました。江戸時代から平成までの名局を解説してあり、ところどころに挿話もあっておもしろいです。ちょうど石田さんの世代ぐらいまでは昔の碁をよく勉強されていたそうです。
ところで、タイトルの「耳赤の一局」というのは本因坊秀策の名局として有名です。ヒカルの碁でヒカルは佐為が消えてからその棋譜を見て感動して泣いていました。o(;△;)o
しかし、いろんなプロの解説を読んでみるとその棋譜の評価は意外と低かったです。(・・;)
幻庵因碩の耳が赤くなったエピソードや素人には浮かびづらい好手で人気が出たんでしょうね。昔のほうが囲碁人口も多くて序盤のミスや終盤の目の回るコウは分からない人も多かったから、耳赤の一手のよさがきわだったのかもしれません。

序盤の布石の考え方の違いはあまり気にしてません。現代でも布石の苦手なイセドルさんや張栩さんが強いところを見ると布石で優劣を論じても仕方ないようにも思えます。将棋界では江戸時代の棋聖、天野宗歩の棋譜を観賞するときは序盤の定跡の進歩は当然のこととして、それをとやかく言う人はまずいません。
古本屋で石田芳夫さんの「名局と戦略」という本を見つけました。江戸時代から平成までの名局を解説してあり、ところどころに挿話もあっておもしろいです。ちょうど石田さんの世代ぐらいまでは昔の碁をよく勉強されていたそうです。
ところで、タイトルの「耳赤の一局」というのは本因坊秀策の名局として有名です。ヒカルの碁でヒカルは佐為が消えてからその棋譜を見て感動して泣いていました。o(;△;)o
しかし、いろんなプロの解説を読んでみるとその棋譜の評価は意外と低かったです。(・・;)
幻庵因碩の耳が赤くなったエピソードや素人には浮かびづらい好手で人気が出たんでしょうね。昔のほうが囲碁人口も多くて序盤のミスや終盤の目の回るコウは分からない人も多かったから、耳赤の一手のよさがきわだったのかもしれません。
