名人戦第四局は最後になるかもしれないからと初めて大盤解説会へ行ってみました。
家を出るまでネット中継を見てましたが、三浦八段が3筋と4筋に位を取ってこれはさすがに1勝を返すだろうと思っていました。
しかし、結果は羽生名人の勝ち。絶妙のタイミングでの2五歩といい、金を捨てても最後に王将が詰まないところといい、羽生名人の将棋が強すぎました。
大阪での第五局が見られなくなったのは残念でしたが、真剣勝負ですから仕方ないですね。
大盤解説会では解説の桐山九段が中原名人との名人戦で三連敗を喫したときの心境について話していたのが印象的でした。
「四局目はもう開き直って指したら、うまく指せて一勝できたけど、五局目できっちり負かされました。」とおっしゃっていました。
大阪の将棋ファンは「三連敗したらやっぱり周りはもうみんなあきらめてんの?」とかズバズバ聞いてましたね。(笑)

名人戦第4局終局直前
