竜王戦第三局は持ち時間の使い方がかなり変わってますね。

持ち時間といえば、木見金治郎さんは弟子に対局するときは持ち時間を使い切って考えるように言ってたらしいですね。持ち時間を余していると弟子が勝ってもいい顔をしなかったそうです。

大山名人はためになったと本に書いてあったような気がします。

升田さんは叱られるのが面倒だから着手が決まっていてもわざと時間を使ったりしたらしいです。

大野さんは升田さんいわく早見え早指しなのに師匠がそういうもんだから調子が狂ってしまったようなところがあったそうです。

同じことを言われても三者三様で面白いですね。それぞれの性格が出てます。

この三人は棋風も個性的で棋譜を並べるのが面白いです。