今日のSociology of Sportの授業で大学のスポーツ選手の奨学金の話になりました。

教授 「うちの大学なんてレスリングでNational ChampionがいるくらいなのにDivision 2の大学だからってほとんど奨学金とかないよね。やっぱり努力が大事なんだよ。」

生徒 「でも、奨学金があれば才能ある選手を集めやすいじゃないですか。」

教授 「バスケットボールのコーチはNBA選手だったすばらしいコーチだし、奨学金がすべてじゃないよ。」

実際はこんな冷静な感じでやりとりしてるんじゃなくて、アメリカ人だしワァーワァー言い合ってました。

すると他の生徒が

「でも、コーチがオレなんてNBAのワーストプレーヤーだったよって言ってましたよ。練習さえさせてくれなかったとか。」

この後もワァーワァーやってたんですけど、話は前学期にコーチから聞いた話に戻ります。そんな自称ワーストプレーヤーのコーチがNBAにいたころのことです。

バスで移動中に先輩の選手にお金を渡されて

「これでサンドウィッチとコーラ買ってこい。」

仕方ないから買いに行こうと立ち上がろうとしたら…

後ろからそのチームのスター選手にガバってつかまれて

「あのクソったれに自分で買いに行けって言ってやれ!」

と言われたそうです。

チームで選手としては目立たない存在でもトップの選手が自分をチームメイトとして認めてくれていることがすごく嬉しかったそうです。

なんかちょっといい話ですよね。

また授業中の話に戻るんですけど、このコーチを慕っていい選手が集まってくることもあるということを言ってた生徒もいました。僕も選手として何か教わったことはないのですが、すばらしいコーチだと思います。

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