図書館で升田将棋選集の一巻を借りました。(^-^)/

この升田将棋選集は今では買おうと思ってもなかなか手に入りません。さすがは大阪市立図書館です。

升田さんの将棋は並べていて面白いです。升田幸三が現われて将棋は先手必勝が解明されるんじゃないか、将棋の寿命が百年縮まったと言われたくらいの天才棋士です。

多分、この頃はちょうどゲーム理論が発達して単純なゲームでは先手、後手必勝が解明され出したんだと思います。

理論上はコミなしの碁は先手必勝ですね。初手から終局まで解明されたわけじゃないですが、現代の碁にコミがあるというのは理論においても囲碁の歴史においても黒番の絶対有利が分かっているということですね。

将棋は昨年度、後手番が史上初の勝ち越しで先手必勝とは言い難いようです。将棋でも先手が絶対有利だと思われてきたので、革命的なことでした。

他には天野宗歩の手合集も借りてきました。

宗歩も天才といわれる江戸時代の将棋指しです。

宗歩は序盤感覚が卓越していたので明治から昭和初期のプロ棋士には理解されない部分もありましたが、今書いた升田幸三や大山康晴の登場によって見直されました。

この天野宗歩はずば抜けて強かったので実力十三段と恐れられました。当時の最高段位は八段。

それ以前にも囲碁において実力十三段と称されたのが本因坊道策。道策には互先で相手になるものがいなかったそうです。道策も90年代に中国流の布石が流行する前に似た手法を用いていたという天才ぶりです。

こういったたくさんの棋士のおかげでいろんな囲碁や将棋を知ることができて楽しいです。ヾ(@^▽^@)ノ

そして、今読み返して思いました。

これは誰に対して書いたんですか?(・∀・)

べ、別に読んでくれなくたっていいんだからっ!