酔っ払って帰って来たお母さんが僕が図書館で借りてきた江戸時代の本因坊丈和の棋譜集を見て
「大和じゃない。丈和。」
僕は本を読んでる。
「あ、大和ちゃうわ。丈和か。なんなんこれ棋譜ばっかりやん。あんたお母さんが知らんまにめっちゃ碁強なってるんちゃうん?悔しいけど。」
酔っ払いちゃんの相手をしないといけないと悟って本を読むのを諦める。
っていうか悔しかったのか。初耳だった。碁を始めたときは家族みんな同じくらいの棋力だった。おじいちゃんが一人強かった。けど、僕一人が囲碁にハマっておじいちゃんよりも強くなり今に至る。
「ある程度強いよ。碁会所でも三段やし。」
ここから先はお母さんの愚痴を聞いてました。
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「大和じゃない。丈和。」
僕は本を読んでる。
「あ、大和ちゃうわ。丈和か。なんなんこれ棋譜ばっかりやん。あんたお母さんが知らんまにめっちゃ碁強なってるんちゃうん?悔しいけど。」
酔っ払いちゃんの相手をしないといけないと悟って本を読むのを諦める。
っていうか悔しかったのか。初耳だった。碁を始めたときは家族みんな同じくらいの棋力だった。おじいちゃんが一人強かった。けど、僕一人が囲碁にハマっておじいちゃんよりも強くなり今に至る。
「ある程度強いよ。碁会所でも三段やし。」
ここから先はお母さんの愚痴を聞いてました。