本来は、まったく別の意味なのですが、
”自分の意見がない人間”と”周囲の人間とうまく関係を築ける人間”
を誤解することがある。

逆にいうと、”空気が読めない人”と”能力が突出している人”を
誤解することもあるわけです。


空気が読めない人は、多くの場合、嫌われる。


会社などの組織は、多かれ少なかれ、その組織全体のやり方が決まっており、
大きな問題がなければ、そのやり方に安住することがあります。

たとえそれが、間違ったやり方や仕組みだったとしてもです。

その多くは、これまでの社風、上司の意向、単純に楽だからというものが
ほとんどです。

たとえば、その組織に新人社員や中途社員が飛び込んで、違和感を覚えても、
”これがうちのやり方だ”とか、”時間が経てば慣れるよ”といった具合に
あたかも自分が間違っているような錯覚に陥ることがあります。

その状況下で意見をすることは、難しく、波風を立てたくない人は、意見を
言わずに”空気が読めない人”というレッテルを張られないよう、周囲に
溶け込んでいるかもしれません。


確かに相手の真意・心情を理解することは、人間関係を築く上で、必要なこと
なのでしょうが、しかし、空気を読めるがために孤立することもあるわけです。


組織を重要視する日本の社会では、必要以上に協調性を重視する傾向がある。

個人主義や場を乱すような行為は、特に好まれないのです。


主体性を発揮することと、周囲と合わせることのバランスが非常に難しい。

周囲を気にするあまり、主体性を失い自分の意見を持たなかったり、他人の意見に
考えることなく同意してしまうことも少なからずある。

ところが、ビジネスを成功する人、出世する人は、少なからず突出した能力がある人が多いし、
他人と違う考え方ややり方を考えられる人でないと、成功はできないことも一理ある。


周囲にKYと言われている人の中には、会社や組織のやり方に成功を見出せず、自分のやり方で
成功を収めようとしている人なのもかもしれない。

そういう人は、私の経験からすると、少なからずいるものです。