思考停止のプロセス。


現状のやり方では、うまく行かないと感じると”これでいいのか?”と
誰でも疑問に感じて、これまでのやり方を否定し、自分を肯定するかのように、
場当たり的なやり方を選んでしまうことはよくあります。


世の中そうそう、自分が思っている通りの結果が出ることはありませんし、
うまく行かないことの方が多いもの。



すぐに結果を求めるあまりコロコロとやり方を変えていたのでは、実際には成果などでません。


結局、成果が出ない人の多くは、徹底する力、継続力がない人が多いようです。



そういう人は、すぐに外部要因に走り勝ちで、自分に矢印を向けることは
あまりありません。



また、成果がでないとすぐに暗くなり、出来ないとあきらめてしまうので、
無意識的に周りの雰囲気も暗くしてしまいます。



その場合、上司の方はどのような指導をすればよいのでしょうか?


大抵の場合、”走りながら考えろ”とか”とにかく言われたとおりにやってみろ”
など、結果的に本人の思考を止めるような指示を出してしまいがちです。



成果の出せない本人は、自分なりに考え、有効な手段が見つからないので、
上司に相談したのにも関わらず、思考を停止させては、ただ、やらされている感が強く、
やる気など出るわけがありません。



その場合、ある程度、項目に分けて、上司が考えを整理させる必要があります。


・なぜ、そのような考えに到ったのか、背景を聞く。

・その考えに対しての本人の狙いをどう考えているのかを聞く。

・他に違う案がないのかを一緒に考える。

・長期的な成果と短期的な成果に分けて、どのような成果がでるかを一緒に考える。

・リスクと成果を明確にする。




この時点で、一緒に方向性を見出せたら、

・なぜ、このようなやり方をするのかをもう一度伝える。

・本人に対して、何を期待しているのか伝える。

・最後に、なぜそれをやるべきなのか?明確な意義を与える。


コロコロと考えを変える人は、やる気が無いわけではなく、やり方が分からないだけ

ということが、多いのです。


その時に、正しいやり方を伝えず、”言われたとおりに、なぜ出来ないのか?”というような

指示を出しているのであれば、すぐにでも改めたほう良いと私は思うのです。