以前、私が支援させていただいた求職者の方で、学歴も優秀、実務能力も高く、年齢も30歳前半と
一番転職市場で重宝される人物がいました。
ところが、この方の話によると、書類はすべて通るものの、面談になると落とされてしまう、という内容
の相談を受けました。
少し、人の話を聞かない要素はあったものの、特に話下手というわけでもなかったので、最初のうちは、
面談で落ちる理由がわかりませんでした。
ところが、いろいろと話をお伺いするうちに、”なぜ、落ちたのか” 多少なりとも原因がわかりました。
彼は、役員クラスの人物との面談では波長があい、うまく話をできるのですが、
人事の方と話をする時に、うまく面談を運ぶことが出来なかったのです。
企業との面談をする際は、人事、現場の上司、社長などというようにステージが分かれています。
彼は、人事の方にも役員陣と同じような接し方で、同じような内容の話をしていることがわかりました。
そのどこが、悪いのかというと、人事野方は基本的に、現場での能力を見ているわけではないということ。
例えば、経理のマネジャーが欲しいと思っても、現場が望むレベルのスキルをもった人材を把握できるか
というと、実際には無理があります。
そこは、経営者や担当役員陣などが見極めなければなりません。
では、人事は何を見ているのでしょうか?
会社の規模によっても異なりますが、
・人柄や第一印象。
・その人物が、会社の社風と合うのか。
・会社の方向性と個人の方向性があっているか。
・仕事に対する姿勢。
などです。。。
人事は、基本的に人柄重視に面談を行います。
現場レベルでは、即戦力となるかという、実務レベルでのスキルや組織との相性。
役員レベルだとその人物の器や将来性、また、経営理念に共感しているか?自分との相性はいいのか。
などです。。。
つまり、採用面談などは、面談のステージによって、スタンスや姿勢、自分のどこの部分を強調するのか
ということで、印象が変わってきます。
私の支援した方は、人事との面談からキャリアプランと自分のスキルを強調しすぎてしまい、
また、人の話をあまり聞かないという欠点から、人事に自己中心的な人物と捉えられたようです。
面談では、何を話そうかばかり考えずに、相手の立場や役割、聞きたいことを事前に把握してから
望まないと、自分の意図した結果が出ないことがありますので気をつけましょう!!