たまには、ゼロベースも考えましょう。
現状分析を行い、このままでは目標が達成できていないとわかった時、
どうしますか?
大抵の経営者は、現状の体制を崩さず、スピードと量で解決しようとします。
これは、当然なんかもしれません。
既存の体制を崩すことを経営者は怖がりますし、ゼロベースで考えることを、殆どの方は
選択肢に入れません。
目標が現状下回っていた場合、既存の戦力で如何にして戦うのか?
これ以上の予算を掛けずに、如何にして収益を取り戻すのか?
「仕事をスピードをあげろ!」「仕事量を2倍、3倍に増やせ」といった具合に、従来のやり方は
何ら変えることなく、スピードと量で勝負してしまう。
良い意味でも、悪い意味でも、このような行動を取ることが多いわけです。
このような考え方は、殆どの会社で日々の業務でも行われています。
私自身は、あまりこのやり方は好ましくないと思っているのですが、新入社員が入ってきた場合、
仕事を教えるのは、上司にあたる人間が行うわけですが、彼の評価や価値観が会社の理念とは
関係なく継承されます。
その新人社員は、会社の理念ではなく、その上司の気に入る仕事のやり方を覚えていくのです。
本当にそれが正しいのかを、あまり疑いませんし、伝統だから、会社の風土だからと、誰も気に
しません。
仕事を覚えることは、やり方よりも、姿勢や考えをまずは、身につけるべきなのです。
時には、大変かもしてませんが、新人が入ってきた段階でゼロベースから作り上げていくことも
大事だと言うことです。
営業も、労務や経理も、大抵マニュアルがあり、これだけITが発達していれば、
優秀なソフトもあり、やり方さえ覚えてしまえば、対応できるはずです。
もし、新入社員がベテラン社員の仕事のやり方を注意した場合、どうなるでしょうか?
新入社員が「その仕事は、こうすればもっと生産性があげりますよ」
多分、ベテラン社員は、顔を真っ赤にして、怒り狂うことでしょうね。
なぜなら、仕事のやり方を否定されることは、これまでも歴史を否定されるのと同じです。
実は、恐怖さえ覚えているでしょう。
長年やってきたことが間違いだとは言いませんが、日々進化している時代に、
もしかしたら、もっと効率的に行えることがあるかもしれません。
時には、それを思い切って考えなすことも大事だと思います。
もしかしたら、一般の会社の非常識を、自社では常識として行っていることがあるかもしれません。