仕事柄、新規事業に対する相談を受けます。
そのとき、成功するか、失敗するか、という判断は、社長の意識の問題で
ある程度の見極めができます。
私は、新規事業を検討する社長に、当然ですが
「なぜ、新規事業をやりたいのか」と尋ねます。
その社長からの返ってくる答えの内容で、成功する社長と失敗する社長
の傾向が大きく分かれます。
成功する社長
・事業拡大のための売上拡大のため
・社員の成長の場を提供したい。
・本業が拡大しているが、先行きが不安なので、将来のために、次の一手を打っておきたい。
失敗する社長
・本業の悪化のため、新規事業で埋め合わせたい。
・飲食店が現金商売のため、飲食店のようなキャッシュフロー商売に憧れがある。
・息子に事業の勉強をさせたい。
・お店を持つのが、昔から社長の憧れだった。
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成功する方は、本業がある程度成功しており、将来に向けての先行投資を検討されている
方で、商売・ビジネスに自信がある方です。
一方で失敗する方は、本業がうまくいっておらず、その穴埋めとして新規事業に手を出したり、
息子に何とか経営の勉強をさせてあげたいから、新規事業に手を出すという方です。
そもそも、本業が上手くいっていないから、新規事業をやるという発想だと、
かなりの確率で、失敗します。
なぜなら、上手くいっていない理由が必ずあるのに、そこを蔑ろにして、何の対策も
打たずに、駄目だから、次というような発想だと上手くいくわけがありません。
また、息子をという話も、本業で勉強させればよい訳ですし、本業で経営の勉強が
できない理由があるのなら、それはそれで問題です。
経営というのは正直です。
いい加減なことでは、ビジネスは成功しないのです。