販売方法について、ずっと考えていたのですけれども、やはり、私の負担が軽くなったほうが創作に集中することができると思いました。
燈影というのは、最近使いはじめた作家名です。あまり社会情勢などを意識しない作品をつくるときには、こちらの名前を使い分けることとしました。
しかし、実際にふたつの人格を区別する基準は、あいまいです。


初出品作品はこちらです。

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《偉大なる暗闇》



❦作品サイズ

縦240×横幅240mm


❦素材

木板にガッシュ


❦作品解説

人間中心主義を去り、影中心主義へ。

人間の意識は、光にたとえられることがあります。ルネサンスや、印象派は、光の科学を描こうとしました。

それとは反対に、暗闇は、意識の死ということができます。ほんとうの芸術が描くものは、自我意識をほろぼした、寂滅の形だと思うのです。見えるものにとらわれない心眼をひらかせる、ということです。

インドの神話にマハーカーラ(偉大なる暗闇、大黒天)とよばれる神の信仰があるように、暗闇中心の価値観もあります。光が人間的なものである。という見方は、相対的な見方にすぎないのです。

(令和五年七月廿日)