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秋元康氏が“非選抜”AKB仲谷明香を絶賛したワケ
AKB48グループを指揮する秋元康総合プロデューサー(54)が、なぜか“非選抜アイドル”仲谷明香(21)を大絶賛している。
2日に行われたAKB48・チームK公演で、3期生の仲谷が卒業を発表。6日に卒業した。
事情を知る出版関係者は「仲谷はもともと声優志望で、養成所にも通っていた。AKBとしてアニメ『AKB0048』をはじめキャリアを積んできた。卒業を決断したのは、アニメ『ミルキィホームズ』の“妹分”オーディションを受けるためのようだ。『事務所に所属してないこと』という条件があり、6日に事務所も辞める」と明かす。
2007年に3期生としてデビュー。昨年は、選抜入りを経験したことのない思いをつづった自叙伝「非選抜アイドル」が売れた。それもあってか、同年の第4回総選挙では36位。そんな仲谷を大絶賛しているのが、他ならぬ秋元プロデューサーだという。
「2月下旬にAKBグループの会議があったが、秋元さんは『仲谷の姿がAKBの本来のあり方だ』と語ったとか。AKBのコンセプトは『夢への通過点』だが、グループが巨大化した今は、メンバーも運営側もAKBの活動が主な目的になってしまっている。仲谷の姿に本来あるべきAKBを感じたようだ」(前同)
仲谷は昨年も「ミルキィホームズ」の声優オーディションを受けようとしたが、AKBの仕事と重なり断念した。その後悔もあり、秋元氏にメールで直談判。そんなひたむきさに同氏は、AKB卒業はおろか事務所を辞めることも許したという。
「秋元さんは『メンバーにAKBの先の“夢”を持つ努力もさせてほしい』とスタッフに言ってるようだ。今回の仲谷の卒業を機に、前向きな卒業が増えるかもしれない」と前出の出版関係者は予測した。