ながーく間が空いてしまいましてスミマセン。
$タリカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 
09年より参加の続いているAUTOSPORT杯ですが、この度、6/10の秋ヶ瀬ラウンドにて、初表彰台(3位)を獲得しております!もうすぐ2ヶ月になってしまいますが(汗)以下に、そのレポートをUPします。



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メンバーみんな手馴れたもので、ろくに作戦会議も無いまま、4時間の耐久レースをスタートした。エントリーは22台。3つのクラスに分けられて、僕らの参戦するクラスには9台が集まった。

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スタートドライバーを務めたのは、セキチュー。
1周目回ってくるものの、あっという間のビリッケツ!w
こればっかは、マシンの差があるものだから、仕方ない。

そのうちに、3コーナーを立ち上がったところぐらいで一台止まった!
チェーン外れだっけ?ここでの対応もみんな手馴れてる。セーフティカー(以下、SC)が出ると踏んで速攻で給油のためピットへ滑りこむ。



タリカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 
2スティント目では僕がステアリングを握る。10分ぐらい走ったとこで兄弟チームのマシンがホームストレート上で大クラッシュ!・・・ったことで、ピットからサインが出たので給油所へ。


タリカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 
3スティント目はチームオーナー、上田さん。35分走って、またSC。給油。
1時間も経たないうちに、レースを走りきるのに必要な給油はすべて終わりました。





このレースのポイントは給油では必ず3分止まらなくちゃいけない、ということと、
7回のドライバー交代が義務づけられている・・・ということ。

そういうタイムロスは極力、SCが入ってるとき以外にはやりたくないよね。
だからレースが始まってSCが入ったら、即給油orドラチェンは鉄則!!

優先度は3分必ず止まらなくちゃいけない、給油の方が高い。
しかも、給油所は台数制限があるので、満車になっていたらせっかくピットに入っても、そのままスルーしなければならない。争ってるとこでそれは絶対イヤだよね。
だからSCが入ったときのピットは、本当に修羅場のようになる。(狭いし!)





タリカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 
上田さんから、長井さんにドライバーチェンジ!
ちょうど事故車の撤去も終わって、レースは再開した。
ここまでで給油は終わって・・・しかも、全部成功してる。

あとは、ドライバー交代義務・・・残り3回!








1時間40分経過・・・もうすぐ折り返しを迎えるって言うところ・・・

すごく遠くの方で誰か事故った!復帰できない。これはSC入るよね。
ダブルドラチェン行っとこうか?

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Wドラチェンとは?事故車の撤去が長引きそうで、なおかつまだ交代義務回数が残っている場合。
SCがいる間にドライバー交代して、タイムロスを減らす!・・・ここまでは普通。
Wドラチェンはこれを2回やる。1回目の交代でマシンに乗り込んだドライバーは、1周回らないうちにまたピットに入ってきて、2回目の交代を行う。


長井さん⇒俺(1周)⇒上田さんで交代!!・・・SCは?・・・まだコースにいる。OK OK!
これで残りの交代は1回で良くなった。
上田さんには体力が続く限りのロングスティントをして頂くことに。
タリカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 


次に交代したらもうピットイン義務は消化。
次の交代で乗ったドライバーが・・・レースを最後まで走りきることになるかもしれない。

誰が乗るの?・・・ってことになったけれども、ここで僕が乗っても良いことになった。感謝!
下手したら、1時間半近くのロングスティント・・・誰かさんのミニバイク2時間には及ばんけど(笑)

きつくなったらジェスチャーしてね!!…っと心配されちゃったけれども、
某全国大会のときでは2月のもてぎを1時間以上走らされたこともあるんだから…(笑)
お安い御用さ(笑)










$タリカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 
上田さんから、10分ぐらいだったら遊んでも良いよ、って言われていたので
ファステスト出しといた。32.8秒。平常時も33前半ぐらいでラップしちゃったけど、
今回は燃費走行成功させたぜ。(`・ω・)bどやっ

45分ぐらい走ったんだっけ?いいところでSCが入ったので、ピット側判断でセキチューに交代しました。これで正真正銘最終走者。


ピットへ戻ってきて驚きの事実を知ったのはこのときが初。
50号車と争っていて、、、クラス、3番手だって!?


このレース。チームみんなリラックスして、順位などすっかり気にも留めていなかった。
が、思い出してもみろ。今までのレースの進め方・・・無駄なピットインを、一度もしていないじゃないか!


ガレージC・Unskilled、初の表彰台の可能性に、緊張が走る。
と、同時に空模様が急激にやばく。すっかり、真っ黒な雲がコース上に降りてきていた。
僕らはレインタイヤを急ピッチで準備。『いつでも交換できるぜ!!』と、コース上のセキチューにサインを送った。











レースは残り15分。
ここへきて、ついに雨が降ってきた!!パラパラと。どうなるんだ。
ドザーっときて、コース上に水が張ってしまえばもうスリックタイヤでは走れない!
そうなったらタイヤを交換しなきゃ。

50号車とは、同一ラップ。
タイム差から、レース終了までに抜かれて、4位に転落することも、まったくあり得る状態。

予断を許さない!・・・なんとか、粘ってくれ!っと、そう思って・・・
それから、間もなくだった。…『4コーナーで一台止まったよ!ガス欠らしい!』


そのストップしたクルマこそが50号車。
3位表彰台、、、!・・・ぶっちぎりで他のチームより遅い、我々のチームが、、、
バツグンの信頼性と、ピット作戦と、ドライバーの技量で突き進んで。

守り抜いた!




タリカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 






表彰式、シャンパンファイトは上田さん不在だったのがなんとも残念でしたが・・・(笑)
もう大興奮でした。誰だ、俺に頭からシャンパンぶっかけた奴は(笑)
おかげで3日以上経った今でもスーツがシャンパンくさいわ。w

やっぱり、今回の勝因で一番大きかったのは完璧すぎるピットストップだったと思った。
もうチーム全員、秋ヶ瀬に限ってはコースのどこでどんなクルマが止まれば、
SCが入ってるのか、わかりきってるから。それが一番の武器だったかなと思います。

あとは、それが他のコースでも出来るようになって。・・・
マシンと、ドライバーのスキルももっと上げればw今度は、表彰台のてっぺんも、決して夢じゃない!



以上。mixiの日記に上げるには長すぎました(笑)
公式の写真が上がってきたら、画像つきでこの文章をブログにも上げようと思うので、、、
今のうちに、間違ってるところとか、指摘お願いします(笑)

今回のAS杯。本当にお疲れ様でした!!