レースレポートです。
朝、晴れた空に若干期待が膨らみましたが、レースの神様は2位ですら満足にとらせてはくれません。


午前中の練習はというと、今までの調子となんら変わらない。
というか、7月の練習時より調子が悪い。

一体なんだ。大半はドライバーなんだろう。クルマはどうなんだろう?

エア圧やフロントトレッドで四苦八苦。29秒台は行くだろうと思ってはいたものの、かすりすらしない。


結局3回目の走行で一回だけ30.05を出して、これがベスト。もう、一体何なんだよ!!

古タイヤの時の方がタイム出てるじゃねーか!!自分の不甲斐なさに苛立ちがつのる。
路面が良くないとはいえ、29秒台を出してる選手もいるのだからそれを理由にしたくは無かった「はず」なのだ。しかし、路面の話題になると時折自分の口からその言葉がこぼれる。ただただ、情けない。

たりカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 
タイトラは普通に走って2番手。

予選、ドライでまともなローリングスタートは初めてだ。

やたらと遅いローリングのペース。

『いつ行くの??いつ行くの??』といった感じでタイミングを見計らっていた。
結局、不満バリバリのスタートになってしまった。

4コーナーで意地でポジションを戻して2位フィニッシュ。


  :  :  :  :  


予選を終えて思った。『トップに立つなら、もうオープニングラップしか無いだろ・・・』
予選中のタイムではわずかにこちらの方が速かったが、

相手は出そうと思えば29秒台も出せるのである。
しかし私は、ひょっとすれば、、、という思いも捨てなかった。


また、フェアプレイすぎてはいけないぞ、とも思った。
予選ヒートスタートとか、3番グリッドの子なんか完全にスタートライン前から追い越してたから。
相手の勢いが付いてなければ、前に出ても良いのだと。

フライングするつもりで行って、ミススタートを取られたら次で何とかすれば良いのである。
決勝レースでの私の読みは以上の2つだった。


たりカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 
そして決勝スタート。
1回目に関してはご覧の通りだったことでしょうwwww
さすがにミススタートを取られ、仕切りなおし!ブレーキを少し引きずって熱を入れる。


2回目のスタート・・・ここだっ!!と思ってアクセルを蹴っ飛ばす。
これが当たりクジ一枚目ですwwwやはり3番手スタートの彼は悪い意味で期待通りだったが、
1~2コーナーで引いてくれました。ありがとうございます☆



当たりクジ2枚目はその直後だった。
そして、このクジを引いたあとの一連の流れが、
このレースの明暗を分けた。



3コーナーでトップの選手が、なんかやけにインからアプローチしたなぁと思ったら、
その後のストレートで私のクルマとスピード差が付いているのだ。

4コーナー、ブレーキングの時点で半車身すらクルマはインに入っていなかった。
でも行くしかなかった。ここで仕掛けなったらいつ仕掛けるのだと。



どんなにタイムが遅くたって、どんなにお金が無くたって、負けてたって、
どんなに練習出来なくたって、今日は勝つ気で来たんだ。
だから、絶対にここで仕掛けに行くんだ・・・



ドライバー視点で状況を説明します。
縁石の内側も使ったけど、インには入った。接触もしなかった。
だけどそこからの処理が甘くて失速し、結果として本来戦う必要の無かった相手と戦う結果となった。

2枚目の当たりクジは引いた。でも賞品は『”3番手スタートの彼”とのバトル経験』だったのです。
たりカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 

・・・そんな感じで、レース終えた後はいろいろと悶々としてたけど、

表彰式になると、やっぱりそこはレーシングカートレース初表彰台。
今までレンタルカートレースでは4回ほど表彰台に登ったけれど、

レーシングカートレースのそれはまるで違って、絶景だった。雰囲気から何から違う。

悶々としていた気分もシャンパンファイトでだいぶ洗い流されてしまい、すでに考えるべきことは次のこと。
気分を新たに、今度こそ目指すのは表彰台のてっぺんであります。
たりカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 

これからプライベートに少し余裕が出来ることだし、11月のCA KART RACEは是非観戦を!!
2010年終盤ですが、まだまだやる事は山積みですね。



@今回は画像をるのあさんに提供して頂きました。ありがとうございます。