私の地元ではそうでもないのですが、秋ヶ瀬ではもうすでにセミの声を聞くことが出来ます。

流石だな~という感じですね。
たりカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 

(▲ええかげんにマンネリしてきた記事トップ画像です)


マイカート走行6回目。

5回目の走行ででドライビングに関して様々な事を覚え、

あのときのドライビングをきちんと路面の出来上がった日に実践してみたいと思っていました。


そんなところに願ってもいない、土曜日の走行枠。

今日は、更なるタイムアップを期待しての絶好の走行機会です。

夕方からバイトが入っていたので、この日の走行するかどうか悩みまくりましたが、レース前です。

悠長なことが言ってられません。午前カート、午後移動、夜はバイトって生活を平然とするぐらい、ポジティヴに行かなければ。・・・

(実はバイト終了後、やめときゃいいのにGTR2のレースにも出てしまいました。鈴鹿を27周 です。案の定ボロボロな結果で激しく後悔しましたorz)


まずは一回目のセッション!
30周ほどを走りこんだがクリアラップのアベレージでタイムは30秒台前半程度。

20周目に30秒フラットを記録するのでいっぱいいっぱい。

最後はチェーンガードを固定するボルトが飛んだことでオレンジボールを貰ってしまったので、早めのピットインでした。


3コーナーがきちんと引っかかる路面だったので『今日はコンディションが良い!』と思い込みがちだったのですが、そこは一回目のセッション。そんな期待をしてはいけなかったもよう。

と、いうよりも秋ヶ瀬の場合路面コンディションを推し量るうえで重要なのは2コーナーなのだそうだ。

休憩時間にはタメになるお話をたくさん聞かせて頂きました。


セッション2回目。

コースオープン直後、レント君と共に先陣を切ってコースに出て行くことでやる気を見せる。

がっ、エンジンがまったく吹けない。いったいどうしたのだろう?

最初は息継ぎしているのかなと思い込み、数週走りこめばなんとかなるのかなと思いました。


3周ほど様子を見てみるもののいっこうに良くならない。

たまりかねてピットに入り、各部のチェックをしてみて唖然。

なんと、ハイニードルが全閉!!!

いやもう、マシン壊す気かよと・・・ 焼きつかなくて本当良かった。

調整しなおしてもっかい押しがけ、アウトラップ中も念のため再調整しました。

ここ数日で走行中のキャブ調整はなんとか出来るようになった気がする。

あとは、おいしいところを見つけられるようになれば完璧かな?


マシンは正常になったもののタイムは伸びません。30秒台前半程度をウロウロ。

ここは気合でロングランの走行に希望を託すものの、約40周走ったところでギブアップ。

なんとか29秒台に二回叩き込むことが出来たのがせめてもの救いか。

いくら路面がイマイチだとはいえ、今の段階のこのタイムはちょっとガッカリ。

やっぱり、期待しすぎななのだろうか。・・・


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この走行ののちの休憩時間、スタッフ岡田さんにマシンを見てもらう機会がありました。

このとき、キャブのロー側はいくつ?という話で、誰々がこのぐらいと聞いたので僕はこのぐらいですよ、と説明するとエッと驚かれてしまった。そのリアクションで「あー、やっぱり濃すぎだったのかな?」と思ったのだが、なんと、若干薄すぎだそうなのです。・・・


適切なセットを教わり、説明も受けてなるほど、なるほど・・・

ブレーキも多少こすっていた?みたいで、再調整を受けました。


クルマをいじって迎えた最終セッション。

この最終セッションが凄かった・・・


ちょっと自分でも信じられないようなペース、

忘れられない、忘れてはいけない30分間となったと思う。


ラップチャートをプリントして貰ったのをスキャンしたので、その画像を見て頂きたいです。
たりカンのモータースポーツライフ『零式な日常』 
(内訳)

04周目 : アタック開始

08周目 : セッション初29秒台

10周目 : 自己ベスト更新

14周目 : チームメイトのレント君、ロッキー君らのバトルに追いつく

16周目 : クリアラップ確保のためペースダウン

21周目 : 再びバトルに追いつく

25周目 : アクシデント

26周目 : スロー走行


全29周。比較的周回数は少なめでした。

注目したいのは10周目から13周目にかけての4周。29.7台を連発しているこの時間帯。この4周を岡田さんに指摘されたときはなんだこれ!と驚いてしまった。


レント君・ロッキー君に追いついてしまったのでクリアラップをとるためにペースダウンしたのが16周目。そこからプッシュを開始すると再び29秒台連発。自分でもわかるぐらいの好ペースに胸が躍りました。


25周目に一体何があったのかというと、3コーナーを進入スピードの上げすぎ、Gのかけすぎで方輪走行に陥ってしまい、あわや横転しかけたのです。

すんでのところでGを殺して横転は免れましたが、真後ろにいたレント君はあおりを受けてスピンしまいました。26周目からのスロー走行はレント君を『待って』いたため。セッション終了後は本人に直接謝りに行きました。


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自己ベスト更新!!

29.7秒です。タイムアップ出来て本当良かった。

今日の感触を忘れてはいけない。この好調をレース当日まで持っていき、

たりカン/零式のベストパフォーマンスをその日確実に引き出すのです。


木曜日は午後から走行する気満々だったのですが、スケジュールを確認して、しまったー!!!あの用事が入ってたことを忘れていた!

このままいけばこの6回目の走行がレース前最後の練習となってしまいそうです。

まだウェイトを積んでの走行をしていないのでこれは避けたかった・・・

それじゃぁ、残る一回の走行費用が浮いた分のリソースは別のことに回して、

少しでもその分を補わないと・・・


レーシングカートレース、デビュー戦まで残り1週間を切りました。