09'NSXで常勝できるようにするために。
JPN-OSN・富士ラウンドに出陣です。
この日は何もかもが違った。
最近特に苦戦続きの富士なのでキャリバーさんと共に30LAPほどテストを行い、
睡眠をしっかりとったので体調も万全。
なのでほとんど絶好調に近かったのだと思う。
予選はピットアウト前から争いが始まるほどの熾烈さ。
タイミングを見計いながらピットアウトの時をうかがうのですが、
残り5分近くなったところでエンジン始動の音が聞こえたので、
すかさず出て行くとなんとGTC-RIさんのすぐ前!
皆さんもご存知のとおり、GTC-RI氏はオフラインながらも、09'SCで鈴鹿49秒台中盤を叩くという宇宙人。
これはどうなるかなと思いつつもアウトラップをこなしますが、
どうやらこのまま行くと、スリップ使われるじゃん!ということで、
ダンロップでシケインカットして一気に逃げ、アタックラップに入りました。
アタックラップ一回目は1分30秒台前半を記録して、その時点での暫定P.P.を奪います。
しかしすぐさまGTCさんに抜き返され、2回目のアタックにかける。
1周すべてが完璧にまとまり、搾り出したタイムは1分29秒884!
GTC-RIさんはどうだ。1分29秒990。やった。
1000分の6秒差でP.P.獲得です。
ただ、スタートは先々週の木曜と同じくミスw
スタンディングスタートから1コーナーの突っ込みで、ブレーキングポイントをどこにとればいいのかしっかり予習をしておかなかったのが敗因でした。うーん、甘い・・・
レース序盤はさとるこさんと2位を争う展開です。
オープニングラップのダンロップ、目を皿のようにしてミラーに注意していると、
ものすごい勢いでさとるこさんがこちらに突っ込んでくる!
『えっ!止まれんの!?』急いでイン側によけたところ、
やはりオーバーランだったようです;; あぶねー。
でも、さとるこさんって私と同じクルマだと基本的にはすごく速いのです。
今回も案の定序盤のレースペースではさとるこ氏に敵いそうになかったので、
じゃぁ引っ張ってってもらおうかな・・・と思い、無理せず前に行ってもらった所、
その直後になんとスピーン!されてしまいましたw 駄目ですね。甘えたこと考えてるとw
その後もやっぱりレースペースが遅い;;さとるこさんが脱落したあと、目を見張るラップタイムで追い上げてきたのは'08EPSON NSXのRothmansさんです。
相手は2008年仕様。一度前に出られてしまったらもう終わりなのでギリギリまでブロック。
ダンロップ出口でアウト側のラインを守っていたところ軽くタイヤ同士がタッチする。
芝生にタイヤを落としそうになりましたがなんとか持ちこたえてラインを死守します。
インアウト入れ替わってネッツコーナー、今度はどうだ!
ここはRothmans氏がアンダーを出してコースオフされたのでチャンス。
道幅いっぱいに使ってインを閉め、2位キープです。
1コーナーではさすがにマシン差が出て抜き返されてしまう。
すぐ先は一番厳しい100R。コカコーラコーナーでインに頭を入れて少しでもタイムロスを誘います。
100RをRothmanさんからやや離されつつ回って、ヘアピンに進入します。
そして立ち上がる。そのとき、EPSON NSXのリヤタイヤが少しだけアウト側に滑ったのが見えた。
咄嗟のブレーキで立ち上る白煙。これを待っていた!
これで私は2位フィニッシュが安泰となりました。ぐっと楽になりました。
しかし、トップのGTC-RIさんとのギャップは10秒以上に開いてしまっています。
悲しいぐらいの『2位』なのです。
チェッカーフラッグ。2位フィニッシュ。
GTC-RIさんとのギャップは12.219秒でした。
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結果は付いてこなかったけど、価値になったレースだったと思います。
一応、07'Zを相手にP.P.はとれたということで。GTC-RIさんの速さには完敗!
といったところですが、ローリングスタートでしたらP.P.がグンと有利になるので、
いくらかレース展開も楽になるでしょう。
ちなみに今回のレース中ファステストラップは、零式は31.084で2位。
これでも3位にコンマ5差付けてるんですが、、、
エ"?GTC-RIさんはさらに一秒近く速いベストラップ、アベレージでも30秒台連発!?
これはちょっと、スタート成功してても『無理』だったでしょう^^;;