筑波でのレースから一週間、第8戦のセブリングは大荒れ!


零式の日常 
スタート直後から大混乱が巻き起こったこのレースは私も例に漏れずボロボロ(。ω。)

その中でも特にbordさんに対しては危険なドライビングをしてしまいました。

申し訳ない。。。


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混乱に乗じて一時は3番手を走行するものの、その後ズルズルとポジションを落として行き、

最終的にはフロントバンパーを失くしての12位フィニッシュという結果に、、、


と、言うのもセブリング05でレースが開催されるところをセブリング08でコソ練していて

実際サーバーIN時にもチートで弾かれてしまい、

結局のところ全くコースの全容が掴めなかったのですね。

最初はなんとかなるだろうと思ったのですが05と08では全くコースレイアウトが違うので困惑しました。


ちゃんと毎夜鯖のブログから落としたはずなんだけどなぁ、これは一体?


   *


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そんな無念さを晴らすべく臨んだ次戦のSUGOはコソ練も積んで万全の体制。

予選でもポールポジションを獲得、あとは決勝に望みを繋ぐのみ。


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そして、レースはスタート!

悪くない飛び出し、1コーナーではRodgersさん、xanavi-yuukiさんのニスモ勢2台を押さえ込んだ。


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そのままの調子で1stスティントは絶好調。

周回ごとに後続を引き離すハイペースでラップを刻んでゆきます。


5秒ほどマージンを作り、9周を終えたところでピットに滑り込む。

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レースは27周、NSXの場合フルペースで飛ばすと一周約7.5Ltrsほどの燃料を消費します。

一度にタンクに積める燃料は100Ltrsなので、この場合

どう頑張っても12周、良くても13周走りきれるかどうか。


出来れば燃費走行して、ワンストップでレースを走りきりたいところでした。

しかしそれには一周あたり0.5~0.6Ltrs以上は燃料を節約しなければならず、これはあまりにも苦しい。


第一、一発の速さが最大の武器であるNSXが

スープラやZと燃費勝負をしても絶対不利なのは明確です!



だからこその2ストップ作戦です。

9lap-9Lap-9Lapの3スティント、タイヤはレースを通してミディアムタイヤ!

1ストップ勢に比べておおよそ3秒は速いペースで飛ばします。

2番手、モチュールZのRodgersさんも若干ピットを遅らせた2ストップ作戦をとったようでした。


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そうして迎えた2回目のルーティーンはなんとRodgersさんとの同時ピットインでした!!(;`・ω・)
SUGOのようなテクニカルコースは苦手であるZですが、

第二スティントの速さはNSXにも引けをとらない、、、


と、言うかこのレースのファステストラップを獲ったのはRodgersさんです(。ω。)

さすが、と言うか恐るべしですね(笑)


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でもでも、Rodgersさんが私とほとんど同時にピットに入ってきた時点でヤバいと思いました;;

Zと比べたってNSXの方が燃費が悪いんだから、給油時間だってZの方が短いに決まってる。

ピットを終えたときに前に出られることがほとんど確定してしまったのですね(汗)


案の定、ジャッキを早く降ろしたのはRodgersさんで、

私はポジションを一つ落としてしまったのでした(;・∀・)


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とはいえペースではこちらの方が上のはず、ミスをしないよう

細心の注意を孕みつつ最終スティントのラップを重ねます。

300クラスを抜くタイミングなどで次第に車間距離が詰まり、テールトゥノーズ状態(`・ω・´)

表彰台フィニッシュを目論んで仕掛けるタイミングを伺います。


しかし・・・さらにその前方では予想だにしないことが起こっていました・・・!


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1番手・2番手を走るのはTAKATA童夢NSXのRyoさんとバンダイスープラのbordさん。

1ストップ作戦で前に出ていた2台のペースが上がらず、

私とRodgersさんの2ストップ組との距離が急速に詰まってきたのです。


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NSXのRyoさんよりも燃料に余裕のある、スープラのbordさん。

残り少ない周回数でなんとか1位を奪取しようと果敢にアタック!


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その煽りで後ろの2台とも大幅に差が詰まりますが、仕掛けるにはまだ少し距離が足りません。

ところが、なんとこのタイミングで最終コーナーに大量の周回遅れが!


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危ない!慌てて避けるエッソのmyaguchiさんとRX-7のJINTEIさん!


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コントロールラインを過ぎたところで残る周回はラスト2周!

燃料もタイヤも余裕があるRodgersさんがbordさんのINに入ろうとする。

zerosikiは少し離されています。このままで終わらせてたまるかと、

予選アタックとほとんど変わらないぐらいのレイトブレーキングを1コーナーで敢行します!

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4台連なって数珠繋ぎ。もうほとんど差がありません!

何が起こってもおかしくない異常な状況、Rodgersさんは相変わらず激しくbordさんを攻め立て、

Ryoさんは依然トップをキープし、4番手のzerosikiも距離が近づいて1ミスを食おうと狙っています。


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シケインを抜け、差し掛かったハイポイントコーナー、、、


勝負は一瞬で決しました!!!


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bordさんに並びかけたRodgersさんがイン巻き、ハーフスピン!


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同じタイミングで若干コースオフし、スピードの鈍ったRyoさんをbordさんが刺そうとしますが、、


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更にその後ろから、勢いでzerosikiがbordさんのINに入りオーバーテイク!!


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毎夜鯖SUGO・SUPER GT 100km

27周完走、第一着です!!(`・ω・´)b+




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ハイ、最後までテンションの上がり続けたこの記事を

最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(__)m


今回のレースは1ピット勢と2ピット勢がレース終盤で真っ向から対峙すると言う熱い展開で、

全身ガチガチになりながらの激しい攻防を楽しませて頂きました(笑)

それだけに執筆にも時間がかかってしまい、今回の記事を書くのには5時間ほど費やしてしまいましたww

(これはただのあほですね(。ω。) )


菅生、筑波と100kmの耐久に本気で挑んでみて思ったのは、実は

各車種ごとの決定的な実力差というのはほとんど無いのかなぁ、ということでした。


今まで、スプリントは得意だが耐久は苦手と言うジンクスのあったNSXですが、

耐久でもイザとなれば燃費の悪さ、ピットでのロスタイムの長さを覆してしまうほどの速さが発揮できる事を実感しましたし、

ZだってNSXやスープラに一発の速さで勝てないわけじゃない事がわかりましたしね。

今回のRodgersさんのファステストラップが証明です(笑)

スープラは、確かに燃費が良いから1ストップで逃げ切る作戦を取ることも可能だけど、それも”周回遅れをはじめとしたタイムロスが「全く」無ければ”の話で、

実際のところはそう都合良く勝てるわけでもないのですね。

今回はこれが実感出来たのがイチバン収穫でした。


意外と今のパワーバランスぐらいが丁度良いのかもしれませんね。

ただ、そのクルマにあったレースの組み立て方というのはやっぱりあって、


・NSX

 ⇒マシンポテンシャルの高さを活かした絶対的な速さが最大の武器。

   燃費は悪いのでひとつのスティントをなるべく短く。挙動もナーバスで扱いづらい。


・スープラ

 ⇒燃費が良いのでピット回数を減らして前に出る作戦が使いやすい。

   マイルドな乗り味である程度のタイムは簡単に出せる。


・Z

 ⇒燃費は良いがピット回数を減らせるほどではない。

   しかし給油時間は短縮できるのでピット一回あたりのロスタイムを少なく出来る。

  乗る人が乗ればNSXに匹敵する速さを発揮する万能型。


分類をするならこんな感じになるでしょうか?

Zも戦えるマシンだというのが解ったけど、スープラはまだまだ強いですよね。


何はともあれ次戦はスプリントでの正真正銘ガチンコ勝負!

悔いを残さないよう、次回も全快アタックで参りましょう(`・ω・´)b


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