面白い...やはり面白過ぎる!!『仮面ライダーガヴ』。

 

先日放送第8話も、安定の高クオリティー&満足度。次回放送をここまで心待ち出来る仮面ライダーはホントいつ以来か。楽しみで楽しみで仕方ありません!!

 

そんな令和の奇跡『仮面ライダーガヴ』についてのアツい想い、ぶちまけたいと思います。

 

 

 

 

  ストーリー

 

異世界グラニュートから脱走した青年・ショウマ。空腹で倒れていたところを助けてもらった少年から渡されたお菓子を食べたことで、自身の眷属であるゴチゾウを生み出す。

 

だが、幸せな人間を捕獲しヒトプレスに変えてストマック社に献上する、怪物グラニュートが少年を襲う。

 

ショウマはゴチゾウを使って仮面ライダーガヴへと変身。グラニュートを倒した彼は、人々を守るために戦うことを決意するが...

 

  感想

 

リアルでシビア、かつ圧倒的に面白い。そんな最上級の褒め言葉しか見当たらない、いまの『仮面ライダーガヴ』。

 

特に現在のニチアサとは思えないシビアさは悶絶もの。なにせ敵は人間を文字通り調味料(スパイス)としか思っておらず、命の尊厳の欠片もない鬼畜連中だからタマりません。

 

故に人間とグラニュート(ストマック社)の相互理解などあり得ず、人の死(を連想させる)描写をガンガン入れてくる。この話が通じない敵ってのがマジでコワい。これですよコレ!!

 

そして大事なリアリティ。ここも生活感や描写、キャラたちすべてにキッチリ担保。自分たちの生活と、地続きを感じさせてくれる現実感が素晴らしい!!

 

第1話なんて、心を通わせる少年が主人公ショウマに対して「不審者」って言うんですから。普通、子供からみれば(突然現れた)キュートなお兄ちゃんでもそう思いますよね?

 

そして登場人物たちの心の動き、言動すべてが腑に落ちる。

 

前述の少年も、ショウマが彼の身を案じて去っていった後に流した涙。オジサンでも、小っちゃい時だったらムチャクチャ悲しかっただろなってのが、しっかり伝わる。心の痛み、ドラマが描けているからストーリーに乗れる。

 

そして肝心かなめの仮面ライダーガヴ本体。正直、写真で初めてみた時は、なんかあんまカッコよくねぇなあと思いましたが、いまは超好き♪

 


あのベビーフェイスの人懐っこい青年(というかほとんど少年)ショウマが、ライダー変身後の別人のような凄みときたら!

 

 

グラニュート怪人は人間が闇落ちしたワケですが、怪人は倒されてもその人間自体が助かるという、特撮作品ありがち救済策はナシ。相手の命を絶つことを彼自身覚悟して行うという描写をしっかり盛り込む。いいわ~もう♪

 

映像時の活躍がカッコいいと(戦闘BGMもイイ!)デザインも好きになってしまうもの。こーなると購入意欲も止まりません(Amazonでアクションフィギュア2体ポチっちゃいましたテヘっ)。

 

 

 

 

ヴァレン初登場の第6話はライダー史上残る傑作回

 

魅力的なキャラクターに世界観・敵組織・映像表現どれもが新鮮。ストーリーもどう転がるか予測不能。全てがサイコーだよまったく!

 

仮面ライダーファンなら分かると思いますが、かつての平成ライダー作品って、誰かに薦めたくなることありませんでしたか?

 

クウガ・アギト・龍騎・555...あの時感じたトキメキを、いま確実に私は感じているのだよ諸君!(なぜかギレンモード)

 

まだ番組は始まったばかり。かつてのライダーファン、そしてライダー未見の方もぜひ本作『仮面ライダーガヴ』をリアタイ視聴して欲しい。マジ必見です!!

 

 

 

現製作陣の皆さま。テレビ局やスポンサーの圧力に負けないで、いまの路線を驀進(ばくしん)してください!!

 

 

 

満足度 90点