告白します。
私は、子どもの自立を妨げていました。
なぜか?
確かに、長男が3歳の時ときでした。
「自分でやる」と言い出したのです。
しかし、私はやらせませんでした。
まだ、早いと思ったからです。
しかし、今だったら、正反対です。
「まず、子ども自身にやらせます」
そして、親として見守ります。
「自分でやる!」というのは、
「自主性の芽」が出てきたことに他なりません。
私は、その芽を摘み取ってしまったのです。
大事な話をします。
「子どもの仕事を取り上げない」という話です。
質問です。
「学校に遅刻しないように、朝一定の時間に起きるには、誰の仕事でしょうか?」
thinking time
「子どもの仕事です」
ところが、その仕事を子どもから奪っている親がいます。
親が起こしてしまうことで、
子どもは親に依存するようになります。
すると、
「子どもの自立は妨げられます」
「起こさないと遅刻するから」
という親心によるヘルプは、
結果的に「子どもは自分で起きなくても良い」という状況を作ってしまいます。
子どもの1日は、朝起きること、支度をすることから、始まります。
小学校に上がる頃には、自分ですべきことは、
自分でできるよう、サポートしてあげることが親の役割です。
「自分でやりなさい」と子どもに仕事を押し付けるのではなく、
子どもがやりたがるような「環境づくり」をすることが、
親としての大切な仕事なのではないでしょうか。