みなさん、こんにちは。

算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。

いつもお読み頂きありがとうございます。

もし、あなたのお子さんが、そもそも「文章題が苦手」だとしたら…

もし、あなたのお子さんが、「等しい比の考え方」がよくわからないとしたら…

もし、あなたのお子さんが、問題を読んだだけでは、イメージできないと言っていたら…


今日 、あなたはついています。


なぜか?


今日の問題を解くことで、全て解決してしまうからです。


早速、問題に取りかかりましょう。

(問) シール120枚をゆうかさんと妹で分けます。
ゆうかさんと妹の枚数の比が5:3になるようにすると、妹の枚数は何枚になるでしょう。


(登場人物)
ゆいさん、しょうた君

(わかっていること)
シール120枚を2人で分ける
ゆうか : 妹 = 5:3

(求めること)
妹の枚数

(見通し)
全体を5 + 3 = 8 とみる。

ゆい:「等しい比を使ってできそうだよ」

しょうた:「全体を8とすると、妹の枚数は3/8になるね」


( 解き方)
ゼロ先生:「 2人の考えを見ていきましょう 」


ゆいさんの考え〈 等しい比 〉
妹の枚x枚と全部の枚数120枚の比は、3 : 8 と等しいから
図1

{30B5ED27-B5FA-443F-B36B-E9F06783E929}



3 : 8 = x : 120

8 × □ = 120
すると、□ = 15

だから、x = 3 × 15
                 = 45

答え  45 枚 



しょうた君の考え〈 □ /8を使う 〉
妹の枚数は、全体の3/8 だから
図2 線分図


{1A2FF1C8-409E-486E-8743-E67BC013CFC9}



120 × 3/8 = 45

答え  45 枚 

ゆい:「この線分図、とっても分かりやすいね。どうしてかというと、5 + 3 で全体を表し、妹がその内の3だということが一目でわかるからだよ。今度、私も使ってみるね」

(まとめ)
与えられた数を比に分けるときは、次の2つの方法で考える。

⑴ 等しい比を使う。

⑵ a + bを全体として、
a / ( a + b) 、b/ ( a + b ) と考える。


これで算数タイムを終わりにします。次回の算数タイムを楽しみにしてください。