みなさん、こんにちは。

算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。
いつもお読み頂きありがとうございます。


実は、数直線図の良さは、分かったんだが、どのように書けばいいのですか?

というような質問を頂いたので、お答えしようと思います。


もし、あなたが、数直線図の書き方について知りたいと思っているとしたら…


もし、あなたが、算数の文章題の解き方で悩んでいるとしたら…


これからする話は、あなたにとってきっと有意義なものになることは間違いありません。


なぜか?


数直線図を使った問題の解き方がわかるからです。

また、数直線図の書き方が学べるからです。


1粒で2度美味しい講義です。


では、早速始めることにします。


(問) 1m のねだんが30円のリボンを2.3m買います。リボンの代金はいくらでしょう。


(見通し)
1mのねだん … 30円
リボンの長さ … 2.3 m
求めること … リボンの代金

⑴ 2本の直線と、0のめもりをかきます。
図1

{B75F22BE-09DA-405E-9A55-5C838ECCD3DF}



⑵ 何と何についての問題か考え、単位をかきます。
リボンの長さと代金の問題だから、
「m」「円」の単位をかきます。
図2

{C1817AED-E1BF-487B-A2B4-F792A986874F}




⑶ わかっていることや求めることが何かを考えて、それらを表すめもりをかきます。

わかっていること … 1mのとき30円
2.3mのときの代金
(□円 )

まず、「1mのとき30円」を表すめもりをかきます。


図3

{007B5D9D-7DF9-41E7-A13E-E22466A178AA}


次に、「2.3mのときいくら( □円 )を表すめもりをかきます。
図4

{C5D40633-3484-43E4-A609-8D706358A527}


⑷ 完成したら、式を考えます。
図5

{7AEBE717-F690-4EC0-95FA-EB80EE819DE6}


30の2.3倍が□だから、

式は、 30 × 2.3 = □

なぜか?

長さが2.3倍になると、
それに伴って、代金も2.3倍になるから。

だから

答え   69 円 

(まとめ)
矢印は、1からスタートする。
下の矢印が、2.3倍なら、上の矢印も2.3倍になる。


これで、算数タイムを終わりにします。次回の算数タイムを楽しみにしてください。