こんにちは。

算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。

いつもお読み頂きありがとうございます。


もしあなたが、ヘンテコな形の面積を求めなさいと言われたら、…

もしあなたが、今までにない形の面積を求めなさいと言われたら、…


thinking time




できないというのではなく、

「今までに習った形に直して、計算してみます」

と答えればいいのです。


なぜか?




ヘンテコな形を分けたり、増やしたりすれば、今までに習った形になるからです。



具体的な問題で考えていきましょう。



(問) 次のようなヘンテコな形の面積を求めましょう。

図1
{7194C40E-3D18-4BB2-A5B3-EDA8C0132736}



(見通し)
登場人物
ゆうと君、ゆいさん、あおいさん


ゆうと:「分ければ、できそうだよ」

ゆい:「私も、分ければできそうな気がするわ」

あおい:「大きな形から、小さな形を引いてみるよ」


ゼロ先生:「みんな思い思いにアイデアを出していますね」


⑴ ゆうとの考え〈 2つの長方形に分ける〉

⑵ ゆいの考え〈2つの長方形に分ける〉

⑶ あおいの考え〈 大きな長方形 - 小さな長方形〉


くわしくみていくことにしましょう。


⑴ ゆうとの考え〈 2つの長方形に分ける〉
図2
{8ECC461E-1006-4BA7-8017-ACA612C2932F}



まず、12 × 6 = 72

次に、7 × 4 = 28

72 + 28 = 100

だから、求める面積は、100 ㎠     
    答え   100 ㎠ 


⑵ ゆいの考え〈2つの長方形に分ける〉
図3
{808DB49B-5B19-430A-AD60-B0ADFE4C2A5A}



まず、5 × 6 = 30

次に、7 × 10 = 70

30 + 70 = 100

だから、求める面積は、100 ㎠       
   答え   100 ㎠ 


⑶ あおいの考え〈 大きな長方形 - 小さな長方形〉
図4
{254742C7-ED9E-47B9-8A01-30370FD54B29}



まず、大きな長方形の面積を求める。

12 × 10 = 120

次に、小さな長方形の面積を求める。

5 × 4 = 20

大きな長方形の面積 - 小さな長方形の面積

120 - 20 = 100

だから、求める面積は、100 ㎠       
   答え   100 ㎠ 


(まとめ)
ヘンテコな形でも、長方形をもとに考えれば、面積を求めることができる。


これで、算数タイムは終わりです。次回の算数タイムを楽しみにしてください。