こんにちは。
算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。
いつもお読み頂きありがとうございます。
もしあなたが、ヘンテコな形の面積を求めなさいと言われたら、…
もしあなたが、今までにない形の面積を求めなさいと言われたら、…
thinking time
できないというのではなく、
「今までに習った形に直して、計算してみます」
と答えればいいのです。
なぜか?
ヘンテコな形を分けたり、増やしたりすれば、今までに習った形になるからです。
具体的な問題で考えていきましょう。
(問) 次のようなヘンテコな形の面積を求めましょう。
図1
(見通し)
登場人物
ゆうと君、ゆいさん、あおいさん
ゆうと:「分ければ、できそうだよ」
ゆい:「私も、分ければできそうな気がするわ」
あおい:「大きな形から、小さな形を引いてみるよ」
ゼロ先生:「みんな思い思いにアイデアを出していますね」
⑴ ゆうとの考え〈 2つの長方形に分ける〉
⑵ ゆいの考え〈2つの長方形に分ける〉
⑶ あおいの考え〈 大きな長方形 - 小さな長方形〉
くわしくみていくことにしましょう。
⑴ ゆうとの考え〈 2つの長方形に分ける〉
図2
まず、12 × 6 = 72
次に、7 × 4 = 28
72 + 28 = 100
だから、求める面積は、100 ㎠
答え 100 ㎠
⑵ ゆいの考え〈2つの長方形に分ける〉
図3
まず、5 × 6 = 30
次に、7 × 10 = 70
30 + 70 = 100
だから、求める面積は、100 ㎠
答え 100 ㎠
⑶ あおいの考え〈 大きな長方形 - 小さな長方形〉
図4
まず、大きな長方形の面積を求める。
12 × 10 = 120
次に、小さな長方形の面積を求める。
5 × 4 = 20
大きな長方形の面積 - 小さな長方形の面積
120 - 20 = 100
だから、求める面積は、100 ㎠
答え 100 ㎠
(まとめ)
ヘンテコな形でも、長方形をもとに考えれば、面積を求めることができる。
これで、算数タイムは終わりです。次回の算数タイムを楽しみにしてください。