こんにちは  

算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。

いつもお読み頂きありがとうございます。


あなたは、整数のたし算は、整数と整数をたすということを知っていると思います。


しかし、分数のたし算の分数は、整数と、形がちがいます。


なぜなら、分母と分子が一つになって、数を表しているからです。


もし、あなたが、小学4年生だとしたら、…


「たし算だから、たすよね」と言われても、…


初めて習う子どもにとって、「どうなっているんだろう」

と戸惑うばかり。何を足せばいいの?

頭の中に、?が…


そうなんです。戸惑って当然です。初めだから、…


そんなとき、あるといいなあという「名わき役」。


それは、何だと思いますか?


thinking  time




それは、数直線。


なぜか?


これがあれば、戸惑うことなく、分数のたし算が理解できるからです。


どしてかというと、整数と同じようにたしていけば答えが出るからです。



では、実際の問題で、やっていきましょう。


(問) 大きい水とうに3/4L、小さい水とうに2/4Lのお茶が入っています。
お茶は合わせて何Lでしょう。


登場人物
ゆいさん、つばさ君


(見通し)

ゆい:「大きい水筒に3/4L、小さい水とうに2/4L 」

つばさ:「分母が同じ。しかし、分子がちがう」


ゆい:「合わせてだから、たし算だね」


ゼロ先生:「式は、すぐに立ちそうだね」



つばさ:「でも、どうやって計算するんだろう?」

つばさ君のひとりごとです。


では、くわしく見ていくことにしましょう。


式 3/4 + 2/4


ゆい:「1/4をもとにして計算するよ」


つばさ:「数直線で考えてみるよ」



2つの計算方法が出されました。


ゆいの考え 〈 1/4 をもとに考える 〉

3/4は、1/4の3つ分

2/4は、1/4の2つ分

合わせて、1/4 の5つ分


だから、答えは、5/4 Lです。


つばさ:「帯分数に直せるよ」

ゆい:「わかった。1と1/4


答え  1と1/4 



つばさの考え 〈 数直線で考える 〉


{9DF3168D-4449-4077-A081-5A5FC3D7D41F}



大きい水とうに、3/4Lあった。
小さい水とうに、2/4L あった。

合わせてだから、5/4L。


これって、目盛を1つづつたしていくから、整数と同じじゃない。

目盛りは、5つ。分子と分子をたすってことだよね。

3 + 2 = 5 

答え  5/4 L  =1と1/4 



まとめると、

3/4 + 2/4 = 5/4 
                 = 1と 1/4

答え  1と 1/4  


(まとめ)

分母が同じ分数のたし算は、分子と分子をたす。
和が仮分数になったときは、帯分数か、整数に直す。



これで、算数タイムは終わりです。次回の算数タイムを楽しみにしてください。