こんにちは
算数ギライをなくす活動をしているゼロ先生です。
いつもお読み頂きありがとうございます。
もし、あなたが小学生のお子さんをお持ちなら、…
もし、あなたのお子さんの
「算数なんてキライ!」が「算数って楽しいね!」に変わるとしたら?
あなたはそのヒントを知りたいとは思いませんか?
では、早速始めましょう。
(問) 12個のクッキーを同じ数ずつ子どもに配ります。
あまりのないように配ることができるのは、子どもが何人のときでしょう。
ゼロ先生:「まずは、見通しを立てましょう」
(見通し)
クッキーは12個
同じ数ずつ配る
あまりは出さない
わりきれる数
今日の課題は「12をわりきれる数」を求めるです。
今日の課題は「12をわりきれる数」を求めるです。
子どもの数が、1、2、3、…のときについて、順に調べましょう
あまりなしは、 〇
あまりあり は、✖️
表1
では、表に◯と✖️を入れましょう。
thinking time
表2
◯… つまり、あまりなしは、1、2、3、4、6、12です。
答え 1、2、3、4、6、12
つばさ:「もっと簡単に求める方法はないかな?」
あおい:「『はかせの法則』の『か』、つまり、簡単に求める方法を見つければいいんだね」
ゼロ先生:「あおいさん、『はかせの法則』、よく覚えていましたね」
ゼロ先生:「では、12の約数の1、2、3、4、6、12は、それぞれ何倍すると12になるでしょう。少し考えてください」
thinking time
1は、12倍。つまり、
1 × ( 12 ) = 12 、
2は、6倍。つまり、
2 × ( 6 ) = 12、
3は、4倍。つまり、
3× ( 4 ) = 12
4は、3倍。つまり、
4 × ( 3 ) = 12、
6は、2倍。つまり、
6 × ( 2 ) = 12、
12は、1倍。つまり、
12 × ( 1 ) = 12
つばさ:「面白いことに気づいたよ」
あおい「え、面白いことって?」
つばさ:「かけて12になる組ができたんだよ」
あおい:「そうか。12の約数を見つけるときは、1と12、2と6 …。
つまり、かけて12になる組を考えれば、いいんだ」
図
ゼロ先生:「図の説明をすると、
12の約数は、1、2、3、4、6。
1、2、3、4、6の倍数は、12というような関係になっています」
あおい:「これって、すごいことだよね」
つばさ:「頭の中がスッキリしたような感じ」
まとめ
12を割り切る数には、1、2、3、4、6、12がある。
これらを12の「約数」という。
《 ワンポイントアドバイス 》
対として約数を見つける
12 ÷ 1 = 12 → 1と12
12 ÷ 2= 6 → 2と6
12÷ 3 = 4 → 3と4
ある約数でわった商も約数であることに気づかせ、
対として見つけさせるともれがありません。
これで、算数タイムを終わりにします。次回の算数タイムを楽しみにしてください。