ねえ、お母さん、教えて?
あなたは、こう言われて、子どもにきちんと説明できますか?


5年生の算数の問題で、一緒に考えましょう。

(問)2本のテープがあります。
赤 ‥ 20m
青 ‥ 30m

赤のテープの長さを1と見ると、
青のテープの長さは、どれだけにあたるでしょう?


つばさ:「『赤のテープの長さを1と見る』これって、どう考えればいいの?」

あおい:「つまり、赤のテープの長さをもとに考えるの。赤のテープの長さの何倍になっているかを考えればいいんだよ」

つばさ:「なるほど、そう考えればいいのか!」

あおい:「つばさ君のために、◯◯◯図を用意するね」

つばさ:「数直線図ね」

あおい:「すごく分かりやすいって、言っていたよね」

つばさ:「じゃあ、お願いね」

数直線図(青のテープ)
{F9B14F95-C437-41D4-A6CA-23DD36BBF3E2}

1→□ になったから、1 × □ 倍

20m × □ 倍 = 30m
だから式は
□ = 30 ÷ 20
= 1.5 倍

答え 青のテープは、赤の1.5倍

つばさ:「赤のテープを1と見ると、
青のテープが1.5倍だということがよーくわかったよ」


(まとめ)
もとになる数を1とみると、2つの数の関係がよくわかる。


つばさ:「もとになる数 = 1 と考えればいいんだね」

お母さん、説明するポイントがお分かりになったでしょうか?

ポイントは、次の2つです。

2つのポイント
① もとになる数を1とみる。
② 数直線図を使って目に見える形にする。

これで今日の算数タイムは、終わりです。次回の算数タイムをお楽しみにしてください。