「どの部屋が混んでいるの?」
A、B、Cの3つの部屋があります。
A、B、Cの3つの部屋があります。
どの部屋も人数と面積がちがいます。
さて、どうやって比べればいいでしょうか?
あなたならどうしますか?
3つもあって比べられない?
では、どうするの?
5年生の問題で考えてみましょう。
(問) 子ども会の旅行で、次のように3つの部屋に分かれてとまりました。
3つの部屋の混み具合を比べましょう。
〈 旅行の部屋割り 〉
すぐにわかるのは、どれとどれ?
thinking time
AとB、BとC
つばさ:「どうして、そうなるの?」
あおい:「説明するね」
まず、AとBから
あおい:「面積が同じ。だから、人数の多いAの方が混んでいる」
つばさ:「 そんなふうに考えればいいのか」
次に、BとC
あおい:「人数が同じ。だから、たたみの枚数の少ないCの方が混んでいる」
ゼロ先生:「 (3) AとCは、どちらが混んでいるの?」
あおい:「人数が同じ。だから、たたみの枚数の少ないCの方が混んでいる」
thinking time AとC?
あおい:「人数が同じ。だから、たたみの枚数の少ないCの方が混んでいる」
つばさ:「それってどういうこと?」
あおい:「たたみ1枚あたり、どれ位の人数がいるか、求めるんだよ。
つまり、たたみ1枚あたり人数」
ゼロ先生:「 あおいさん、たたみの枚数をそろえる。よく気づいたね」
〈 たたみ1枚あたり人数 〉
A : 9 人 ÷ 12 枚 = 0.75 人
C : 8 人 ÷ 10 枚 = 0.8 人
だから、Cの方が混んでいる。
ゼロ先生:「別の方法、ないかな?」
つばさ:「あおいさんのが、ヒントになったよ。人数をそろえればいいんじゃない」
あおい:「それってどういうことなの?」
つばさ:「1人あたり、どれ位のたたみを持っているか、その枚数を求めるんだよ。
つまり、1人あたりのたたみの枚数」
ゼロ先生:「人数をそろえる。いいところに気づいたね」
〈 1人あたりのたたみの枚数 〉
A : 12 枚 ÷ 9 人 = 1.33 枚
C : 10 枚 ÷ 8 人 = 1.25 枚
だから、Cの方が混んでいる。
ゼロ先生:「今日のまとめをするね」
A : 9 人 ÷ 12 枚 = 0.75 人
C : 8 人 ÷ 10 枚 = 0.8 人
だから、Cの方が混んでいる。
ゼロ先生:「別の方法、ないかな?」
つばさ:「あおいさんのが、ヒントになったよ。人数をそろえればいいんじゃない」
あおい:「それってどういうことなの?」
つばさ:「1人あたり、どれ位のたたみを持っているか、その枚数を求めるんだよ。
つまり、1人あたりのたたみの枚数」
ゼロ先生:「人数をそろえる。いいところに気づいたね」
〈 1人あたりのたたみの枚数 〉
A : 12 枚 ÷ 9 人 = 1.33 枚
C : 10 枚 ÷ 8 人 = 1.25 枚
だから、Cの方が混んでいる。
ゼロ先生:「今日のまとめをするね」
(まとめ)
人数、面積がちがう時の混み具合は、次の2つの求め方がある。
⑴ 1枚あたり人数
⑵ 1人あたりの枚数
つまり、
枚数をそろえて比べる。
人数をそろえて比べる。
つばさ:「そうか、そろえて比べればいいんだね」
これで、今日の算数タイムは終わりです。次回をお楽しみにしてください。