学習効果を高めるには、正答と誤答をおく

これが今日のお題です。

ここで、質問です。


「話したくなるような聞き方」
とは、どんな聞き方だと思いますか?


thinking time



「あいづちを打つ」聞き方です。

つまり、
相手の話に合わせて、
受け答えの言葉をはさんだり、
うなずいたりすることです。
【 大辞林 】

では、どうしたら、"その良さ"を
あなたは、実感することが
できるでしょうか?

thinking time


それは、「正答と誤答をおく」
ことです。


「それって、どういうこと」
とあなたから言われそうです。

つまり、
あいづちを打った聞き方(正答)と、
あいづちを打たない聞き方(誤答)
の2通りで、
同じ話をしてもらうことです。

まず、二人組を作ります。
次に、最近あった「とっても嬉しいこと」を話してもらいます。

初めは、あいづちを打ってもらいながら、話をします。

次は、あいづちを全く入れてもらわずに、
同じ話をします。


実際に、やったとき、
その違いに驚いきました。

どしてかというと、あいづちがあると、
話がしやすいからです。
又、聞いてもらっているという、
実感があるからです。

しかし、あいづちが無いと、
「この人、私の話、聞いてるの?」
という、思いになって、話しているのが嫌になってきました。


なぜこんな話をするかというと、
今の子どもたちは、
これができていないというか
教わっていないんですね。

そこで、計画的に指導しようということになったのです。
これは、勤務校での話です。

これができてくると、
まず、子供達の表情が変わります。

どう変わるかというと、
"笑顔"が増えるんです。

笑顔が増える、
あなたはどう思いますか?
これって、嬉しいことですよね。
どしてかというと、
一気に学級の雰囲気が変わるからです。

実践あるのみ、あなたも実感させて見ませんか?子供達に。

「あいづちを打ってもらうと、
こんなに話しやすいんだ。」と。

今の子どもたちに欠けているもの、
大人でもそうですが、
頭では分かっているのですが、
経験がないんですよね。

つまり、経験知です。

あなたも実感を伴った"経験知"を増やして見ませんか?

学習効果を高めるために、
正答と誤答の入ったワーク
を取り入れて。

では、また。