これは、わたしが20くらいの時のことです。
音楽の趣味て知り合いになった4個上の友人
がいたのですが、だいぶ変わった人で
その人に纏わるエピソードもいくつか
紹介していきたいと思います。
彼は25歳程の青年で
洋楽を古いものの中のマニアックなものまで
聴く音楽仲間でした。
髪はロン毛で長く、チチカカや大麻堂などに
売られてる雑貨や、洋服を好んで部屋に置いており
いつもチャンダンのお香の香りが染み付いて
夜は何時でも起きて友人たちと酒を飲みながら
サブカル仲間と語り合う性質でした。
ある日家に行き、いつもの様にお香を炊き
ギターや、ベース、リズムマシンをかき鳴らす
セッションのような遊びをしていたのですが
突然、それは始まりました。
その友人の顔つきが真っ青(顔面蒼白)になり
目がバッキバキにこの世のモノとは
思えないほどの狂気を宿し
まるで傀儡人形のように、
生気を感じないような節ばった動きで
上から見えない糸で、操られているかの様でした。
低く唸るように
「人生50年〜下天のうちを、、
くらむれば、夢幻の如くなり、、。」
と、低音で歌いながら踊るんですけど。
踊るというより
操り人形が舞う、というような
不思議な動きをするのです。
軽く、はねのように舞っていて
今までどこでも、見たことも無い舞を
ヒラヒラとするのでした。
日本的なものなのか、能のようなものなのか
良くは分からなかった。、
しかしこの詩は
織田信長の【人生50年】である。
そして、目は完全に逝ってる目をして
どこを見ているのかわからなく
見つめると、何も反射しない
黒いビー玉の様な目をしていたのが
とにかく怖かったのを思い出しました。
そして彼は言うんですね。
「おい、おまえ、先祖がえりの意味を知ってるか? 今俺が、そうだ。」
何を言っているのかもわからず
ヤバい状態になっているくらいしか
わからなかった訳です。
先祖、がえり。。
なにか、私には憑依的な
まるで何かに身体を乗っ取られてるかのような
動きがとても奇妙だったので
彼の言う「先祖がえり」の意味を深く考えたくも
なりました。
いや、でも彼は
精神的な病気なのではないか?
この普通じゃない状態は
感情や人間性の迷子と呼ぶしか
無い様なきがしました。
織田信長の人生50年
を歌い舞いながら、次々と
歌詞を付けて踊るその様は
異様中の異様で
彼はそれを、【先祖還り】と呼び
歌の意味を理解して伝えようとしてくるのです。
時間としては10分も無かったのですが
明らかに人ではない何かに
半分憑依されている状態ではないだろうか。。
そして、その感覚は彼だけではなく
見ている私にも少なからず
その時間は理解できている、不思議な錯覚を
起こしていたんです。
まるで、あけてはいけない
蓋のような、、
普段はけして空くことのない様なもの。
アレはいったい

