瀧村小奈生さんから送っていただいた句集を再読中。
どの句もずっと前の自分の記憶を辿るみたいな感じで、
そうそう、だよね~♪、えっ?そうだったっけ?とか
自分で自分に突っ込みながら楽しませていただいている。
好きな句がいっぱいあって、珈琲が美味しい音譜
 
 
無駄な抵抗と思いながら、今回読んでみてググッと来た句に付箋をはっていった。
だけど、もうどれがどれやら、どれもこれもなので、途中で中止飛び出すハート
そのときどきの自分のこころの形、曲がりくねった、でっぱった部分にひっかかる句がいつも違っていて、それも自分のこころの状態の確認になる。
なんだかお医者様のようである。
今回読み返してみて、前回とは全く違った川柳に「おっ」となった。
 
三月じゃなくてゼリーでもなくて
 
琺瑯とうつくしく呼ぶ呼吸法
 
完璧な曇り空です。あ、ひらく
 
なすびとか食べへんうちは鷹派やし
 
十月でサ行で薄れゆくもので
 
オランダの夜だな明るい十二月
 
 
ギブアップ、ギブアップ。
付箋が切れた。
お楽しみはつづく。
次回はどんな句に出会えるのか。
その時には、その時の私のこころの形に添うようにことばが入ってくるのだろう。
素敵な句集を、ありがとうラブラブ