営業では政治の話は御法度とされているので普段はしませんが、二階元幹事長の政策活動費50億円超の記事を見て、今回は特別に政界の裏話をします。
幹事長という仕事であるが、組織内に関わる職務を行う役職のうち最高位であり、現在日本の政権を握る自由民主党の幹事長は総裁を補佐し、党務を執行する役職であり、茂木敏充氏がこれにあたる。過去には「闇将軍」「今太閤」とも言われたスーパードンこと田中角栄氏は幹事長を1497日も務めている。
その田中角栄氏の記録をはるかに超えて、通算在職日数1885日も勤めた人物が田中角栄氏の弟子である和歌山3区からの二階俊博氏だ。
私は和歌山県出身であり子供の頃から至る所に貼られた二階俊博氏のポスターを見て育った。
紀伊半島が一周するように高速道路が延び続けるのも、白浜空港があるのも、白浜アドベンチャーワールドに異常に多くのパンダがあるのも、熊野古道が世界遺産になったのも、温州みかんがベトナムへ輸出できるようになったのも全て二階俊博氏の力だと思っている。
二階元幹事長は2021年8月、菅元総裁が再選を目指すため党内の不満解消にむけ二階幹事長の交代を決断したとされているが私の推測は少し違っていてこうだ。
菅さんはきっと二階幹事長という名を口に出すだけで極度の緊張があったと考える。なぜなら菅元総理は口下手で有名である。もし1文字間違えるだけで大変な事態になりかねないプレッシャーがあった。
「二階幹事長」、一字間違えると、
「二回かんじちゃう」。
おしまい。