和歌山県の川部ICをおりて約5キロほどで、大宝元年(701年)に文武天皇の勅願所として創建された「道成寺」がある。
(下から見れば長く、上から見れば短く見える階段。)
道成寺と言えば、安珍、清姫の物語が有名である。
内容は男前の僧、珍安が熊野参詣が紀伊国牟婁郡真砂の宿に泊まる。その夜、珍安に一目惚れした清姫が一夜の契りを求める。
(こんなにきれいに咲く蓮の花を初めて見ました。)
珍安は熊野権現へ詣でるので願は破れない。帰りにきっと寄るからと告げたものの寄らずに帰ろうとする。
騙されたことを知った清姫は必死に安珍を追いかけ日高川を渡った先に安城寺に逃げ込む。
(参拝道の釣鐘饅頭屋で物語の絵巻が見れる。饅頭一個買えば座ってお茶飲めてかなりおすすめです。)
僧侶達は安珍を鐘の中にかくまうが火を噴く大蛇と化した清姫は鐘に巻きつき、鐘もろとも安珍を焼き尽くしてしまうと言うとんでもなく恐ろしい物語である。
やはり和歌山の女性は男勝りで情熱的なのであろうか。
(釣鐘饅頭屋で買ったふくろう)
とにかく境内は素晴らしい気が流れるパワースポットである事は間違いない。
(本堂)重要文化財です。
(千手観音)像高243.5㎝。すごいパワーです。
(五劫思惟阿弥陀如来)圧倒的な存在感です。
本当にありがとうございました。