私は若くして営業部長をした経験がある。
その頃は人生は短距離走の連続だと言い続けていた。
時間が経ち勤務先は代わり今の私に部下はいない。
しかしこの会社のマネージャークラスの人たちも昔の私のように人生は短距離走だと言い放っている。
若い方はそんな薄っぺらい目標の為に今だからこそできる大切な事を見落とさないようにして欲しい。
今の私はこう思う。
短距離走の連続で疲れ果てるのではなく、心地よいランニングをしながら長距離走で人生の目標にたどり着きたい。
予定がいっぱい煮詰まった手帳は自分を牢獄に閉じ込めているようなものだ。
今後は新しい価値観、自身が感じる価値観を基準に人生を選ぶ。
故に自分の時間を売ってお金を稼ぐのをやめる。
長期目標で行動するには正直勇気が必要であるがその分リターンは計り知れないはず。
半年や1年の短期目標ではなく、
5年10年といった中期目標でもなく、
1世代をかけて成功し、その成功体験を次の世代につなぐ。
目先の利益にとらわれず、不確定でも価値のある目標に向かって努力したい。
そして幸い私は1人ではなく伴走してくれる友がいる。
覚悟は決まった。
そして何かに導かれている気がする。
なんとなく人生が楽しくなってきた。