当然ながら経営には「哲学」が必要と
されてきます。

では、なぜ経営哲学は必要か?

経営者は、その厳しい現場を、
数えきれないほどくぐり抜け、

会社の経営を担っています。
社員の生活も担っています。

それをそのまま社員に押し付けると、
そこには「無理」が生じてきます。

経営者と社員では、育った環境から
当時の考え、思考能力、行動力、

先見の目、誰にも負けない情熱、
その他全てが違います。

よって、理念やビジョン、社訓
などの経営哲学が必要となります。

・厳しくする理由
・高い要求をする理由

これらの至ってシンプルな理由で、
社訓や社風が作られます。

但し、社訓などはあくまで社員を
経営に近付けるものでしかありません。

近付けるとはいえ、決して経営を
理解し得るものでもありません。

反対側からも近付かなければならない
ということです。

それが「現場主義」です。

社訓は経営者が作るものであり、
現場は社員が作るものです。

経営者が現場にもっと入り込み、
現場の意見や問題点、改善点などを

上手に吸い上げなければなりません。

経営者が当時携わっていた現場と、
今の現場との違いも、把握して
おかなければなりません。

厳しい現場をくぐり抜けてきた訳
ですから、たとえ当時と大きく

違っていたとしても、そこから
親身に聞き取って、吸い上げていく

力を兼ね備えていますから。

・経営者が社員の目線で考える
・社員が経営者の目線で考える
・理念で全体経営を図る
・現場主義で全体戦に挑む

こうありたいものです。


追伸:

大阪は桜満開で夜桜もまさに今です。

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明日は朝から東京に打合せ2つを
こなしに行ってきます。



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