「人を育てる」ということは、
そう容易いことではありませんね。

私もそうですし、多くの方が悩まれる
永遠のテーマなのでしょう。

どの時代でも、どの環境でも。

では、なぜ育成は難しいのか?

考え始めるとキリがありません。
とはいえ、短略的に済ますことも
出来ません。

育成手法には色んなものがあります。
・マンツーマン指導
・集団(グループ)指導
・ティーチング
・OJT
・コーチング
・トレーニング
・ペア指導
・パーソナル指導

ペア指導とはドラマの「相棒」の様に
指導する側とされる側が同じラインに
立って、物事を進行させていくという
フラットな手法です。

パーソナル指導とは、私生活まで
入り込み、家族の様に一緒に過ごす
という、ちょっと極端な手法です。

他にも様々な手法がりますが、
一言で済ませてしまうと、
育成するほうもされるほうも、

「人(感情)」であるということです。

少し前のことですが、人を評価する
と同時に、人から評価されるという
ことを書きました。

育成も同じではないですが、
大まかにはとても似ています。

昨日もスタッフと少し話をしていて、

「今度、ここまでやっておいてね、
と言っておいたのに、出来ていない、
いったい何を考えているのか…。」

そうそう。
自分は色々と手を掛けているのに、
一向に応えてくれない。
なぜ…?

これは、育成される側からみると、

「私はあれもやりながら、
こんなこともやり、
ここまでやっているのに、
ハイとは言ったものの、
なぜ分かってくれない。」

或いは、

「また言われた。
何とかやり過ごさなければ。
次に言われることがないように
するには、極力この場を流そう。」

こういう感じになります。
全てではありませんが。

でもこれは、お互いが鉾を立て、
槍で突つき合っている状態です。

勿論、育成する側のほうが、
素晴らしい槍と鉾を持っています。

反対に、育成される側は、
大したモノは持ち合わせてません。

そこで育成する側は、槍と鉾を
置いて近づくのではなく、

「実は自分の槍は、こうなっている。
鉾は裏側がこうなっている。
あなたのはどう?
なるほど、こうなっているのか。」

という、持ったまま交換し合う
くらいの意識を持ちたいですね。

そこではじめて判明することが
あるかも知れませんし、

自分の槍と鉾を見せたところで、
何も害はありません。

もしかすると、そこが育成の始まり
なのかも知れません。

ここに手間暇を掛けるべきでは
ないかと思います。

信頼をおける人であれば、
そんなものは必要ありませんので、
さぁやれ!
すぐやれ!
今やれ!
寝ずにやれ!
で良いかも知れません。

というより、そういう関係に
なっていけるように育てて
いかなければなりませんね。


私もそうしていけるように
頑張ってみます。


追伸:

昨夜は車谷先生と、案の定
弾けました。

photo:01


最終電車に乗るためのタクシーが
間に合いそうになく、

クラブのお姉ちゃんの車で
駅まで飛ばしてもらいました。

これまた初めての経験でした。


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