着の身着のまま -9ページ目

花の名前 第3巻

斎藤 けん
花の名前 3 (3)

 昨日の「with」とともに買ったマンガを本日もレビューしてみる。ちなみに、この「花の名前」は見てのとおり、「with」と同じ作者である。同時並行で書いているのか、もう本作は紙面で完結しているのかはよく知らんが、だいたい同時期に二冊とはがんばるなぁとおもった。これを見習えと思う漫画家・小説家か幾人か頭に浮かぶ。

 さて、本題である「花の名前」であるが、両親を失って行く当ても無くなりつつあった少女を親戚である小説家(男)が引き取って住むというのが物語の始まりである。少女は小説家と暮らすうちに両親を失った痛手を克服するわけなのだが(物語の開始時点で既に明るくなっておる)、小説家のほうはいつまでも生い立ちの不幸にとらわれ続けており、少女とのふれあいというか恋によって救われる(おそらく最後には)という、まぁ最近の流行ともいえるストーリーである。第3巻時点で、小説家も生い立ちの不幸と向き合い、それを克服しようという方向に進んでおり、このままクライマックスへと突入しそうな雰囲気である。

 こう書くとなにやら堅い話かなと思ってしまいそうだが、「with」のようにラブコメタッチな部分もたぶんに描かれており、緩急合い混ぜた感じでなかなか読んでいて面白い作品である。今後も本作とはラストまで付き合っていこうと思う所存。

with 第1巻

斎藤 けん
with!! 1 (1)

 一昨日に続き、ちょいと本屋によっていくつかマンガを購入。最近はぽんぽん買うことができなくなって非常に世知辛さを感じるものである。そのうち横山光輝三国志をぽんと大人買いできるようになりたいものよ。まぁ、既に全巻あるけど。それはともかく、本屋でいろいろ物色していると「with」なる作品の絵柄が気になり、手に取る。一心同体と書かれたよくわからん帯が目をひいたのも手に取った理由のひとつである。キャッチコピーは大事なものだなぁと感心しつつ、本屋を後にする。

 軽く内容をかいつまむと、天才肌の兄ちゃんが妹を交通事故から守るために身を挺した結果、妹は助かったものの兄ちゃん死亡。そして不思議なことに兄ちゃんの魂か霊か残留思念かは知らんが、それが妹の頭の中に入り込んでしまうという、まぁぶっちゃけありがちな内容である。こういったタイプの話はたいてい最初っから飛ばしてシリアス路線かとりあえずコメディ路線に走るものだが、本作は後者である。特に話自体も重くなく、軽めのほのぼの青春ストーリーが展開される。難しいことをいちいち考えて読む必要も無いので、絵柄さえ気に入れば手にとってみるのもいいやも知れぬ。ストーリーも特に破綻しておらず、コメディタッチの作風もなかなかのものである。

てんや 西京風めばるとさよりの天丼

 いつもいつもオリジンやらコンビニの弁当では飽きが来るので、たまには違うものでも食べてみるかと思い、昼時に「てんや」を訪ねる。普段の行動範囲に無かったせいか、これが初てんやである。昼時もあってか、訪れたときには店内は込んでおり、多少待つことを覚悟したが、そこはファーストフードの強みである回転の速さにより、あまり待つ必要も無く席に通される。

 どんな天丼があるのやらとメニューを見ると、季節限定の「西京風めばるとさよりの天丼 」が目を惹く。ここしばらくさよりもめばるも口にしておらなんだため、これだ!と即決すると大盛りを注文。めばるを食すのはその昔、よくつりに行っていたころ以来であり、期待も膨らむ。当時はめばるとともにカサゴを大量に釣ってはから揚げにしたり、味噌汁にしたりしていた。今ではたまにカサゴを店頭で見かけたりするが、意外に高い。実家の冷凍庫を埋め尽くすようにあったあのとげとげしい魚が高いというのはなんともいえぬ感慨を呼び起こすものである。

 カサゴに思いをはせていると、西京風めばるとさよりの天丼が出される。ほんとファーストフードだけあって早いものだ。早速、むしゃむしゃとかぶりつき始める。さよりもあっさりした身を殺すことなくあげられており、美味しい。めばるについても結構厚めの切り身が堪能できる。天丼のつゆも濃すぎず、薄すぎずでちょうど良い具合であり、天ぷらとご飯をよくマッチさせているといえる。

 総評としては、牛丼チェーンとかから見れば多少値は張るものの、それに十分見合うクオリティがある一品である。