スクラップド・プリンセス
最近、コンビニ飯やオリジンばかり続いてグルメで特に書くことがないのはさびしい限りであるが、まったく更新しないのもさびしいので昔読んだ作品を思い出す意味もこめてレビューしてみようと思う。
「スクラップド・プリンセス」、これを読んでたのは高校生のころであろうか。アニメ化もしたりと人気があったんだが良くわからない作品ではあるが、個人的には最後まで読破した好きな作品の一つである。
物語は、16歳になったときにこの世に災いをもたらすという神の託宣が下され、作品のタイトルどおり、王家からその存在を抹消された王女が、生き延びるために兄弟(義姉と義兄)とともに旅に出るところから始まる。で、王女一行は旅をする中で、その出生の秘密、果ては世界の秘密を望む望まぬと関係なく知り、だんだんと成長していくのである。まぁ、いわゆる冒険活劇とでも言えばよいだろうか。本作の特徴としては、世界観の設定がしっかりしていることである。特に魔法はコンピュータにたとえる感じで理系な感じで設定付けされており、それだけでなかなか楽しませてくれる。また、根本はシリアスなのであるが、戦闘以外の旅の日常などはコメディタッチで面白く描かれ、思わず笑ってしまうようなところも散見し、飽きのこさせない展開が続くのも評価できる。扉絵も個人的にお気に入りであり、その絵柄を忠実に守ったアニメもとりあえず全部見てしまったほどである。本作は、富士見ファンタジア文庫の代表的作品の一つであるといえ、ライトノベル入門者にとっては読みやすくいい作品であるのは間違いない。
しかし、どうでもいいことだが、スクラップというと「スクラップ&スクラップ」のあの人が頭に浮かぶのはどうにかならないものか。別にそれが書きたかっただけというわけではない。
