フルメタ。
- 賀東 招二, 四季 童子
- つづくオン・マイ・オウン―フルメタル・パニック!
最近、とんとライトノベルから離れていたが、久しぶりに書店をのぞいて見るとフルメタの最新刊が出ていたので思わず手にとった。
金曜の夜ということもあり、某討論番組をBGMに読書にふける。目が痛い。
しかし、フルメタも思えば読み始めてから長く経ったもんだ。アニメ化もされて、テロの影響から放映開始がずれ込んだり、作中に出てくる北朝鮮の国名がアニメ版では変更されたりと大人な事情でいろいろ左右されていたのも今となっては懐かしき哉。
さて、最新刊は今までと比して結構厚めな装丁となっているが、物語もそれに比例してかクライマックスに入りつつある。
謎に包まれた組織であったアマルガムについてもだんだんとその謎が明かされ始め、よく設定考えるなぁと関心。とはいえ、民主的な組織ネットワークって確かにタフネスだろうけど、ここまで強力な軍事組織を作れるもんかね。そもそも同じ組織内に同等のパワーを持つ権力が存在した場合に、果たしてそれらが共存し続けていられるのだろうか。大体世界のパワーバランスをコントロールってある意味でどっかの国がやろうとしてたけど。まぁ、計画が破綻して大失敗したわけだが。
つか、ウィスパードなんていう超常現象的存在がいたなら、まず自由の国や赤い国がほっとかないだろ。まぁ、この二大国の政治中枢にも食い込んでるって設定なんだろうけど、この二つの俺様国家が自分たちのあずかり知らぬところで世界のパワーバランスが決められてるなんて許せないのじゃないかね。
そもそもどういう経緯でこの組織が誕生したかについて解明されるのかな。その辺はこれからの見所かもしれん。
なにやら批判めいたことを書いてしまったが、内容自体は相変わらず面白かった。もっとも人を選ぶ小説なのは間違いないが。興味ない人は兵器の解説とかどうでもいいだろうしね。